tedukurikotoba (2563)

金字塔

【漢字】金字塔 【読み】きんじとう 【意味】偉大な功績を残すこと。 【例文1】金字塔を打ち立てる。 【例文2】金字塔と評価される。 金字塔を打ち立てるといったように言いますよね。 後世に永く残るすぐれた業績という意味で使いますよね。 私もそんな業績残してみたいです。日本新記録みたいな感じで私の名前が記録に残るのって一度は憧れますね。 なんでしょうね、私の場合立派な人と思われたいのかもしれませんね。 だからなのか、若くして成績を残している人とかを見ると羨ましいなと思っちゃいますね。 特にスポーツの世界は10代や20代の若さで世界に名前を残すことも多いですよね。 私の最近の記憶に残っているのは陸上の桐生君ですね。 まさか、10秒をきる人が出てくるとは思わなかったですよね。 そして、不思議なことに一人が記録の壁を打ち破ったらまた10秒をきる人がでてきたりするんですよね。 皆ができないと思っていたことを誰かがすると、もしかしたらできるかもしれないという考えに変わって意外とできちゃうんですよね。 思い込みがぶち破られるってことですよね。 思い込みってけっこう厄介なものですが、一度枠が外れたらなんてなかったってことが多いですよね。 人生って、世の常識や自分のルールや思い込みを崩していく繰り返しだなって感じますね。 また、それが苦しい時もありますが楽しい時もありますね。

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完璧

【漢字】完璧 【読み】かんぺき 【意味】一つも欠点がない。 【例文1】完璧に資料をそろえて裁判に挑む。 【例文2】完璧なボディを作る。 私には、いわゆる完璧主義の友人がいます。中学校と高校が一緒だったのですが、二人とも東京の大学に進学。すぐ近くのアパートに住んでいたので頻繁に交流をしていました。だからこそわかるのですが、本当に何事に対しても完璧を求めてきます。といっても、神経質な完璧主義ではありませんよ。例えば、どれだけ努力をしても学力が上がるかどうかは本人の地頭にもよりますよね。そのため、出来る範囲で無理をしない程度に最も高い点数を目指す、というのが彼女のポリシー。身体測定の日も無理に食事を抜くのではなく、常日頃から健康的な生活を送り、当日は軽く運動をしたりほど良く水分を控えめにするなど。ちょっと可愛いですよね。 人によっては、それがパーフェクトという意味なのかと疑問に感じるかもしれませんが、1つのことを追い求めた結果他のことを失ってしまうのは愚かなことだと思うのです。友人はそれをよく理解しています。ほど良く頑張る、のではなく常に最高のパフォーマンスが発揮出来るように調節しています。自分にはすごく厳しいですし、真面目ではありますがそれを押し付けるようなことはしないのです。 私はいい加減でだらしないタイプなのですが、彼女みたいな完璧主義だったらちょっと真似してみたいですね。 私は結婚して以来15年間、妻の実家で暮らしています。 敷地が広いという理由もあり同居していますが、一つ大きな問題があります。それは、義理母が完璧主義過ぎて、意見や考え方が合わないというところです。 例えば、家の庭や玄関、家前の道路は常にきれいにしないと納得がいかないので、少しでもゴミがあると大騒ぎします。 これくらいならまだ良いですが、庭のコンクリートに子供がチョークで落書きするのも禁止にするなど、自分の理想を完璧に実現するため周りを巻き添いにします。 チョークなら水を流せばすぐきれいになるので、私は子供にやって良いよ!と言いますが、おばあちゃんに怒られるからやらない!と言ってやろうとしません。 同居する場合、価値観や習慣など色々違うので仕方ありませんが、自分の完璧主義を人に押し付けるのは周りが迷惑します。 完璧を求める人は以外とムラがあって、家をきれいにするという点は完璧でも、料理に関してはかなり手抜きです。 同居して以来、義理母が料理する姿を見たことがないので、妻に聞くと昔から料理をほとんどしたことが無いと言っていました。 その為、出前や茹でるだけのパスタが毎日だったらしく、完璧な考えは掃除面だけと分かりました。

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芋の煮えたもご存じない

【漢字】芋の煮えたもご存じない 【読み】いものにえたもごぞんじない 【意味】芋が煮えたか煮えてないかの区別も付かない世間知らずの者をあざける言葉。 【例文1】彼は社会のマナーも知らず芋の煮えたもご存じない。 【例文2】人付き合いがなく芋の煮えたもご存じない。 「芋の煮えたもご存じない」とは、世間知らずな人を皮肉混じりに言う言葉で、「井の中の蛙大海を知らず」ということわざと類似していますが、育ちのいい人は本当にどんな生活を送ってきたのかと、苦笑いしてしまうことがあります。 私なりの考えですが、学生時代にアルバイトをしたかどうかで、これは変わってくると思います。 私自身、学生時代アルバイトを始める前は社会の常識についてよく分かりませんでしたが、アルバイトで実践型の社会勉強をすることで学ぶことができました。 自分が分かるようになると、逆にできていない、いわゆる「芋が煮えたもご存じない」人が目についてくるものです。 私が今でも覚えているのが、アルバイト先の後輩が、お客様にオーダーの確認を取る際に、「こちらに致しますか?」と言ったことでした。 「致す」というのは自分がすることに対して使う、へりくだる言葉であり、相手に対して使うのは極めて失礼なことであるため、それを聞いた時はお客様以上に私は凍りついてしまいました。 きっと花よ花よと育てられて、敬語を学ぶ機会もなかったのかなぁと思いました。 逆に無知であるということは気がつかずに済むこともあり、幸せだったりするのかなとふと考えてしまった時のことでした。

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心頭を滅却すれば火もまた涼し

【漢字】心頭を滅却すれば火もまた涼し 【読み】しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし 【意味】どんな困難に遭遇しても心の持ち方一つで困難を感じなくなること。 【例文1】家族のためだと思えば、きつい仕事も心頭を滅却すれば火もまた涼しだ。 【例文2】子どもが生まれて心頭を滅却すれば火もまた涼しだ。 年末が近づいてくると、“師走”ともいうように、周囲が一段と騒がしくなります。そのような中でも、仕事上、重大な判断をくださなければいけない重要案件は山積みなので、騒然とした周囲の雰囲気に流されることなく、落ち着くまで頭の中で何度も「心頭を滅却すれば火もまた涼し」と唱え、心を落ち着かせています。とは言え、私はまだまだ修行が足りておらず、火さえ涼しく感じる、という境地には到底いたっていませんが、周囲のペースに流されて、考えがまとまらないままに判断をしてしまい、あとで後悔するのではなく、忙しいからこそ一旦、立ち止まって考えてみるという癖がつき、心の平穏を取り戻せるきっかけを与えてくれる言葉として、さまざまな場面で、この言葉にとても助けられています。心を落ち着けて考えてみると、不思議と良い考えも浮かんでくるもので、慌てて決断しなくて良かったと感じることもしばしばです。先日、いつも仕事に追われているように見える同期と2人で飲みに行った時に、私が実践している方法について、さりげなく勧めてみました。どこまで聞いてくれているかわかりませんが、これからも良いパートナーとして会社を盛り立てていきたいと思っています。

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麒麟児

【漢字】麒麟児 【読み】きりんじ 【意味】優れた才能を持ち将来有望視される少年。 【例文1】彼は麒麟児だと聞いてはいたが、1ヶ月で作業を一人でこなすとは即戦力になる。 【例文2】さすが麒麟児だ。 麒麟児は幼少からかなり優れていて、将来が期待される少年のことを指します。 普段の会話ではほぼ出てこない言葉です。 このような何かに例えて言うような言葉は意外とあるのかもしれません。 良い意味で使われていても、受け取る側が正しい意味を知らなければ、それは残念な話です。 人が知らないような言葉ばかり並べ立てる人も、会話が成り立たなくなってしまうので困りものです。 しかし、ある程度言葉をたくさん知っていたほうが、会話も深くなっていくと思います。 どういった言葉を使うかで、その人が頭の良い人かそうでない人かが見えてしまうことがあります。 それは単に学歴があるという問題ではないと思います。 話し方はその人の人格というか、人ととなりが外面に現れてくるものだと思います。 できるだけ相手を不快にしないような言葉を使っていきたいものです。 麒麟児のような少年は身近ではあまり見かけませんが、もしいたら今後の活躍に注目していきたいと思っています。

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