芋づる式
【漢字】芋づる式 【読み】いもづるしき 【意味】関連するものが次々に現れる。 【例文1】芋づる式に容疑者が浮かぶ。 【例文2】詐欺グループが芋づる式に捕まった。 芋づる式とは一人が捕まると次々に捕まるといった光景をテレビで見ますね。 証拠を突きつけられ観念したのか、正直に言わないといつまでたっても容疑は晴れませんから白状します。そこから芋づる式に犯人逮捕に至ります。 実は私も高校生の時、普段あまり使われない美術部の部室でタバコを吸っていました。一人の生徒がドアを開けた瞬間、先生と出くわし、当然何していたか問い詰められます。制服についた匂いもかすかに残っています。生徒指導室に呼び出されらと聞かされてわたしらも内心オドオドしていました。 他にもいるんだろ?と厳しい取り調べについに私も芋づる式に保護者も指導室に呼ばれました。机に置かれた紙に他にもいたであろう名前が記載されてあ り、やつらもあ芋づる式で呼ばれるんだろうなと思い、先回りで忠告しました。 あとでこっぴどく親父に叱られ、友人を恨みましたが、自業自得なところもあるので、学校には持っていかないとだけ反省はしました。 最近テレビで頻繁に大企業の幹部が頭を下げて謝罪している姿を見かけます。 大企業の不正が芋づる式に発覚しているようです。 企業では長い間、不正だとは知らずに長年の習慣になっていたという発言も良く聞かれます。 本当に不正だと知らなかったのか、知っていても隠してきただけなのかはわかりません。 いずれにしても不正が明らかになったことで、何らかの対策を取らなければなりません。 大きな損害ができるでしょうし、それは信頼を失うことにも繋がります。 法律は変わっていくので、以前良かったことが今はダメということも少なくありません。 しかし、不正だということは以前から法に反していたことなのだと思います。 最初はきちんとやっていたのかもしれません。 しかし、長い年月の間に、利益最優先の為に、ごまかしてきたことが明るみに出たのかもしれません。 さらに同業種の大企業が次々と不正の発覚があるというのも、大きな問題だと思います。 どの企業も不正と知らずにやっていたのか、不正と知りつつも見逃していたのかのどちらかです。 今後はまた別の業種の大企業が次々と、芋づる式に不正が発覚するかもしれません。 いつまで不正が続くのかと思うと、なんだかとても残念な気持ちになります。
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