tedukurikotoba (2563)

色を失う

【漢字】色を失う 【読み】いろをうしなう 【意味】驚きや恐怖で顔が青ざめていく様子。 【例文1】大量出血で色を失う。 【例文2】不渡りになり色を失う。 毎日歯を磨いているつもりなのに、虫歯にはどうやっても勝てません。先日も歯の痛みがあったのですが、時間が経てば治るものだと思っていました。歯をよく磨いて寝ていたら激痛で目が覚めてしまい、色を失うような状況でした。よりによって日曜日で歯医者は翌月曜日にならないと行けなかったので、なんとか痛みをこらえようと思いドラッグストアに行きました。店員に相談するとロキソニンを薦めてくれました。第一類の薬なので薬剤師がいないと買えない薬です。ここのドラッグストアは朝9時からやるのですが、薬剤師が来るのは10時からだったので、早く来ないかと思いながら店内で待つことにしました。ようやく10時になってロキソニンが買えたので自動販売機で水を買ってその場で飲みました。すると30分ぐらいすると歯の痛みは治まってきたのでホっとしました。薬剤師からはなるべく早めに歯医者に行った方がいいと言われていましたが、ロキソニンさえ飲んでいればそのうち治るだろうと思っていました。それから1週間ぐらいは薬で痛みを回避できていたのですけど、りんごを食べたときに奥歯がボロっと欠けてしまいました。これはやばいと思い歯医者に行ったら歯周病がかなり進行していたようでした。薬で痛みを回避できても歯が欠けていくだけなので、やはり歯医者に行くべきだなと思いました。なかなか歯医者に行かなかったので色を失う結果となってしまいました。

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森羅万象

【漢字】森羅万象 【読み】しんらばんしょう 【意味】天と地この世に存在するすべてのものや現象。 【例文1】森羅万象は時代とともに変化する。 【例文2】森羅万象は進化する。 日々の生活の中で、目先のことだけに捉われていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。 しかし、時には広大な宇宙に思いを馳せて、気持ちを大きく持つ習慣を身につけたいものです。 森羅万象を意識することで、物事の捉え方が変わっていくような気がします。 世の中は自分だけで成り立っているわけでも、人間だけが偉いわけでもありません。 宇宙一切に存在するものがそれぞれ上手く調和されて、この世は成り立っているのだと思います。 そう考えると、自分の悩みがとても小さく思えてきます。 そして、それをくよくよ悩んでいる自分が滑稽に思えてきます。 世の中には上手くいかないことだらけですが、森羅万象を意識することで、ほとんどのことは何とかなるような気がしてきます。 もし、今良くない状態にあったとしても、この状態が永遠に続くわけではありません。 また、今の経験が今後の人生に良い意味で関わってくるのだと思います。 過去を悔むよりも、今できることに集中したほうが、人生は充実して生きられると思います。 不平不満ばかりを言うよりも、意識をもっと外に向けて、時には森羅万象を意識した時間を持って行きたいと思っています。 そう考えることで、より人生は深く豊かになっていくのではないかと思います。

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嫌気が差す

【漢字】嫌気が差す 【読み】いやけがさす 【意味】嫌だと思う気持ちが増してくる。 【例文1】いつもデートに遅刻して来る恋人に嫌気が差す。 【例文2】残業ばかりで嫌気が差す。 人間というのは、部屋が汚く散らかっていると、心の健康状態が悪くなっていくんだそうです。 例えば、部屋の中で何かものをなくしてしまったとしましょう。 散らかっているので、探すのにも時間がかかり、最悪の場合には見つからないこともあり得るわけです。 イライラするし、情けないしで、自分自身に嫌気がさすような状態になってしまいます。 そして、それを片付けるのも、通常であれば自分です。 プロの方に来てもらって片づけてもらうなら、話は別ですが。 部屋というのは、いちばん最初はキレイな状態だったはずなんです。 好き好んで汚い状態の部屋に住み始める人はいませんよね。 結局、部屋を汚していくのは使っているその人…自分の部屋なら自分に他ならないんです。 そう考えると、自分に嫌気がさすように仕向けているのは結局、本人。 それに気づいて一念発起し、原因を解決できるように努力できれば、気持ちも前向きになり、心も健やかになります。 毎日も楽しいものになるでしょう。 ですが、自分のせいだということに気づいたときに落ち込んでしまい、負のループになってしまうと大変ですね。 下手をしたらうつ病のような状態になってしまうかもしれません。 心の健康状態を保つためにも、部屋を片付けておくことは案外、重要なんです。 嫌気が差すという言葉は、自分自身が嫌になることをいいます。 例えば、スポーツの世界において、自分の不甲斐ないプレーに対して嫌気がさし、思わずヒートアップしてしまう光景が見受けられます。 プロ野球の場合、点が取れるチャンスにバッターが凡退してしまった場合、ベンチでものを投げたり、バットをへし折ったりする選手がいます。 あるいは、ゴルフの場合、思った方向にボールが飛ばす、ゴルフクラブに八つ当たりする選手がいます。 さらに、テニスでは、わずかにショットがアウトになり、ラケットに八つ当たりする選手かいます。 いずれも一生懸命にやっているからこそ、不甲斐ないプレーの場合にエキサイトしてしまうのは仕方のないことではありますし、気持ちもわからないことではありません。 しかしながら、道具に気持ちをぶつけてしまう選手はプロとして失格ですし、感情が出る前に、自分でグッと堪え、我慢することが重要です。 さらに、自分のプレーを支えている道具には罪はないですし、悪いのは自分が道具を使いこなしていないことですので、もっと自分に磨きをかけるべく、練習をどんどんやっていくことが、何よりも大切なことです。 また、子供にとっても、道具に八つ当たりするプロ選手の姿を見せるのも、問題であると思います。 今、超絶人生に嫌気が差しています。 どうしてこんなに嫌気が差すのか。 家族との関係もうまく築けない、家族ですらこうなのだから、職場の人との関係はもっとうまく築けない。 もちろん友達もいない。 仕事では上司のミスのケツ持ちをさせられ、代わりに頭を下げたり、上司をフォローしたり。 そんなところに向かうのに毎日マナーの悪い人しか乗っていない満員電車に乗らなければならない。 それなのに給料は上がらない。貯金もできない・・・ 休みに電車に乗りたくないので家からは基本出ない。 まあ出るお金もない。 楽しみはなーんにもない。 美味しいものが食べたい、綺麗な景色が見たい、など欲望はあるけれど、それを実現することができない。 なんのために生きているのか、どこに向かっているのか。将来に備えることすらできないまま確実に歳だけとっていく。 そりゃ嫌気が差すはずだわ。 みんなもそうなのかな。よくみんないろんなことを抱えて生きてるとか言うけど、満員電車の中で足を開いて座っている若い茶髪男が辛いことを我慢して生きてるとは思えないし、満員電車の中でキャッキャと朝から騒いでいるパリピ風の女子大生が苦労しているとは思えない。 毎日理不尽を感じながら今日もまたがんばろ・・・とお昼休みに塩むすびを頬張る。

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辛抱する木に金がなる

【漢字】辛抱する木に金がなる 【読み】しんぼうするきにかねがなる 【意味】辛抱強く努めればのちに成功して財産を得る。 【例文1】両親は若い頃、贅沢をせず真面目に働いてきたからこそ辛抱する木に金がなるのだ。 【例文2】16歳から職に就いているが、辛抱する木に金がなるだ。 主人の話です。私と主人は、20代後半からお付き合いを始めました。彼はある工業系の商社に勤めて2年目でした。 付き合い始めは仕事が終わってから会うことがありましたが、私がフルタイムで18時には仕事が終わるのに対し、彼はいつも20~21時過ぎでした。私は専門職ですから、そういうサラリーマンの方なら遅くに仕事が終わるのは当たり前なのかなと、深く考えてはいなかったのですが… 付き合って数ヶ月たつと、彼の帰宅時間がだんだん遅くなってきました。ときどき社宅に遊びに行ってましたが、帰ってくるのが絶対21時すぎ、日によっては0時すぎなんてことも。また、土日も通しで仕事になり、14連勤してることもありました。 あまりに遅いので、女性として浮気なども疑ったこともありましたが、彼の性格的には無理。またケータイをしょっちゅう見てもなにもありませんでしたので、浮気ではなかったようです。それ以上に、だんだん疲弊していたのが「絶対浮気ではない」証拠でした(お金も減りませんでしたし)。 その後結婚して子どもが産まれました。ですが夫になった彼の仕事はだんだんと忙しくなりました。就職6年目頃には、その日のうちに帰らない、3日間帰ってこない、また出張で1ヶ月いないということもありました(しつこいけど、買い物のレシートなど見ると完全に地方なので浮気ではない)。そんな状態なのに給料は10万円代後半。転職を勧めてもいわゆる社畜になってしまっていて聞き入れてくれません。 もうワンオペ育児と自身の仕事の疲れもあり、、離婚さえ頭をよぎった8年目。なんと主任に昇格。月の給料こそさほど上がらなかったものの、功績が認められ、今まで10万円ほどだったボーナスが5倍になりました。 まさに辛抱する木に金がなるとはこのことです。 今はその経験を生かして、同じ業界で転職し比較的余裕のある生活ができています。 まわりになんと言われようと辛抱し、給料で認めてもらったことは、夫に惚れ直した瞬間でした。

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間一髪

【漢字】間一髪 【読み】かんいっぱつ 【意味】極めて危険な状態。 【例文1】間一髪で助かった。 【例文2】間一髪で間に合った。 間一髪という言葉はよく使われるものですが、どのような意味があるでしょうか。 これは事態が極めて差し迫っていることや、その寸前のところであることを言います。 例えば、間一髪で助かった、とか野球において間一髪でアウトになったとか、色々言われます。 その中でも私は間一髪で助かったことがあります。 それは、横断歩道を歩いている時に、バイクに轢かれそうになったことです。 信号が青になったのですが、そのまま走って横断歩道に入っていたら、完全にバイクに轢かれていました。 バイクも相当な勢いで、交差点に進入し、横断歩道まできましたので、もし事故にあっていたらかなり体が飛ばされていた気がします。 このように、間一髪で犬血が救われたという経験です。 この時ほど、自分の命が大切なものであるかを改めて感じました。 他にも間一髪で、飛行機に間に合ったこともあります。 特に、海外への出張の際に飛行機に乗り遅れてしまうことは一切許されないことなのです。 しかしながら、その時は目覚し時計が止まっていたために寝坊してしまい、空港まで大急ぎでタクシーを飛ばしました。 道中はとても不安な気持ちになったのですが、最後の最後で間一髪で飛行機に間に合いました。 何事も少し余裕を持って行動することが大事であると、改めて感じました。 「間一髪」とは物事が非常に差し迫っていることのたとえとして使われます。一本の髪の毛程しかない僅かな隙間ということが語源となっています。 間一髪と危機一髪との違いに頭を悩ませる人も多いと思いますが危機一髪に関しては「髪の毛一本程の違いで危険な状況に陥りそうなこと」を意味しますので髪の毛一本の僅かな差ということでは同じですが、それが差し迫っているのか、危機に陥ってしまうのかで使い方の違いが出てきます。 間一髪の例文として、「間一髪のところで間に合った。」「間一髪で助かった。」などと言った使い方があります。 私自身、間一髪だったと思うことは一度だけ仕事の日に寝坊をしてしまい朝家を出るのがいつもより遅くなりました。間に合うか間に合わないかな瀬戸際で焦りながらも準備して急いで出たら始業時の全員での挨拶には間一髪間に合い仕事への支障はありませんでした。その時は本当に間一髪で着いたと同時に始まったので何とか怒られずに済みました。 このように間一髪だったと感じる場面は生活の中でも多くあると思います。髪の毛一本の僅かな差ですので本当にギリギリのラインでもありますので、なるべく間一髪にならないようにゆとりを持って生活したいものです。 ほんの一瞬のことなんです。 そこにいる目撃者のほとんどがおそらくもう二度と会うことのない人なんです。 でもとても恥ずかしいんですよね。 発車間近の電車に乗り込もうと全速力で走ってきたのに間一髪無情にもドアを閉め、行ってしまう電車 間に合わなかった自分。 いや、間一髪間に合ったこともあるんですよ。 むしろ間に合った経験の方が多いし、勝率は高めなんです。だから走るんです、全力で。 だからこそ間に合わなかった時が恥ずかしいんですね。 全速力であればあるほど恥ずかしいんですよね。 だって間に合う自信があったってことですもんね。 恥ずかしいですよね、間に合わなかったんですから。 しかも自分が全速力で走るほど乗りたかったけど乗れなかった電車に乗れた勝ち組がドア付近でこちらを向いて立ってほくそ笑んでたりするんですよね。 まあ、いいですよ。電車の走り出しがゆっくりできまずいし、負け組感が半端ないですが、まあいいです。 立ち去っていくんで。 でも、こちら側でその全速力のさまを見ていたホーム側の人ですよね。 間一髪間に合わなかったさまを終始見ていたわけですから、しかもまだそこにいるわけですからね。 こういう時こそ都会の無関心さがありがたいです。

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