雲に汁
【漢字】雲に汁 【読み】くもにしる 【意味】雨ごいをすると雨気が生じるたとえから好機してくる事を指す。 【例文】どうやら雲に汁のチャンスが回ってきたようだ。 「雲に汁」ということわざの意味は「事態が好転しそうだ」というラッキーな意味があります。 例えば、就職活動がうまく行っていなかった学生が諦めかけていたところ、思わぬ大企業から、面接に呼ばれるなどの時は正に「雲に汁」と表現できますね。 それから、便秘がちな女性が腸の働きを促す運動をするとなにやらおなかがゴロゴロ鳴り始めたなんてときも、これは、「雲に汁では?」と使ってもよいと思います。 マイナスの状況が改善されそうな兆しがあったら、「雲に汁」なんですね。 雲に汁というのは、雲に水分があるということで、雨が降るってことなので、なんとなく、運が悪そうな気がしないでもないのですが、この雲に汁というのは、水分不足の時に雨ごいをして雲に雨気が生じることなんだそうです。 確かに日照りが続いていると農作物に影響しますよね。 飲み水も不足しますし。 そんな時は雨がありがたいですので、まさに、雲に水が帯びて来たら、ラッキーな兆しということになりますね。 雨ごいで私が思い浮かぶのは、ニュージーランドのクライストチャーチにいるウイザードです。 ウイザードとは男の魔法使いですが、彼は雨ごいをして雨を降らせるということを何度か成功させています。 イギリスからニュージーランドに移住した時は、「変な奴」と公的には思われていたようですが、最終的には、クライストチャーチ市だけでなく、ニュージーランドの公認ウイザードに任命されていました。 私も、旅行の時に彼からさかさまの地図を購入したことがあります。 彼の人生も途中から、雲に汁だったのですね。
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