雀の巣も構うに溜まる
【漢字】雀の巣も構うに溜まる 【読み】すずめのすもくうにたまる 【意味】雀が少しずつ材料を運んできては巣を作りあげる様子から少しずつの貯蓄でも積もりに積もれば大きな額になるということ。 【例文】500円玉貯金を10年して雀の巣も構うに溜まる。 「雀の巣も構うに溜まる」という言葉があります。「すずめのすもくうにたまる」と読みます。 その意味は、雀が巣の材料を少しづつ運んでやがて一つの巣が完成するように、少しづつの金額でもこつこつ貯金すれば大きなお金になるということです。 近い意味のことわざに、「塵も積もれば山となる」「千里の道も一歩から」「雨だれ石を穿つ」などというものもあります。 何事も、少しづつでもいいから継続することが大事ということです。まさに「継続は力なり」という言葉もあります。 しかし、人間の意志の力というのはとても弱いので、どうしても三日坊主に終わってしまうことが多いのではないでしょうか。 少しづつ買い物や外食を我慢して、貯金しようと思っても、これだけ我慢したのだからたまには自分にご褒美、などと言い訳してかえってお金を多く使ってしまうこともあります。 続けるということは、とても大切な一方でとても難しいことだからこそ、こうした意味のことわざが多くあるのだと考えられます。 ただ我慢してこつこつ続けるのは飽きてしまいます。だから、自分なりに続けやすい工夫をしたほうが成功する可能性が高いでしょう。 人間の脳は怠け者で、楽しいことしか続けることができないものです。
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