露命を繋ぐ

【漢字】露命を繋ぐ
【読み】ろめいをつなぐ
【意味】何とかかろうじて生活している状態。
【例文】少ない年金で露命を繋ぐ。

露命を繋ぐをテーマにした記事

多少お金があっても露命を繋ぐような生活を心がけるのは大切だと思います

「露命を繋ぐ」とは「ろめいをつなぐ」と読みますが、このことわざの意味はなんとか細々と暮らしていくという意味ですね。
イメージ的には、全く余裕のない暮らしで、海外旅行に行ったり、高級車に乗り回したり、ステキなレストランで外食をするなどという派手なことを一切せずに、ご飯に卵を乗せしょう油をかけた卵かけご飯がご馳走だと感じるような暮らしです。
とりあえず、なんとか生きて行けるけれどやっと命を保っているというような状態が露命を繋ぐということなんですね。

しかし、この質素に生きるということはお金に余裕があったとしてもやるべきことなのではないかと私は思います。
人は少しでも稼げるようになると高級ブランドバッグやブランド物の時計を買いあさり、高級車を乗り回し、海外旅行に出かけてしまうものですよね。

確かに、お金が腐るほどあるような本物のスーパーリッチなお金持ちはそのような暮らしでもいいと思います。
でも、年収が1千万円ぐらいであれば、もしもの時や老後に備えて質素に暮らした方がいいと思います。
というのも、ちょっとしたお金持ちの経営者が経営が傾き、どん底の生活を強いられるという状況は身近でわりとあります。
そんな話を聞くと、なぜ、稼いでいた時に、この人は貯蓄しておかなかったのだろうかと他人事ながら、思ってしまいます。

世界の大富豪でもない限りは多少稼いでも、露命を繋ぐような生活で質素に生きて、貯蓄をしたほうが私は断然、利口だと感じています。