【漢字】清水の舞台から飛び降りる 【読み】きよみずのぶたいからとびおりる 【意味】思い切って大きな決断をする。 【例文1】清水の舞台から飛び降りる思いで50万円のバッグを買った。 【例文2】清水の舞台から飛び降りる思いでマイホームを建てる。 典型的な安物買いの銭失いで、セールや見切り品という言葉に弱いです。 当然お金はたまらないし、家のなかは不用品であふれかえってます。着ない服はもったいなくて処分できないし、賞味期限切れの食べ物も台所を占領してる始末。 これではいけないと、欲しいものリストを書くようになりました。効果があったので、紹介します。 月間ブロックタイプの手帳の升目に、欲しいものと値段を書きこみます。 品目は問わないので、卵150円の隣に、春物ジャケットが並んでいたりします。卵や乾電池のように、日々消費したものは、升目を塗り潰していきます。 残るのは、まず、急を要しない手頃な値段の日用雑貨です。一番無駄遣いに占める割合が大きいものです。ショッピングサイトで見かけて、なんとなく気になっていた食器などは、日を置けば頭が冷めて興味が無くなります。これも、別の色で塗り潰します。 そして、店頭で見かけても衝動買いできないような、高価な商品が残ります。 いくつものサイトを巡って、値段を比べます。ため息をつきながら、諦めるのか、買うならいつ買うのか一人会議をします。 そういう過程を経て、実物を見て、清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったものがあります。 限定品の万年筆です。食費一年分でした。 万年筆を使う機会は、そうそうありません。ふだんはボールペンで事足ります。 でも、毎日数行、手帳にこの万年筆を使うとき、満ち足りた気持ちになります。今の自分には贅沢な持ち物だけど、持ち主にふさわしい品格は持とうと、背筋が伸びるのです。 自分にとっては、とてもよい買い物でした。これからも、無駄な出費はおさえて、自分を高めてくれるようなものを求めようと思っています。 イマドキの人は使わない言葉だと思いつつあえて言いたいピッタリの言葉、この度「清水の舞台から飛び降りました」やっと念願のマイホームを購入したのです。結婚した時に夫は貯金ほぼゼロ、私は母の残した遺産がちょっとだけ、という状態でした。夫が以前から住んでいた賃貸マンションでスタートした二人の暮らし、周りの環境も良く駅も近くて便利な場所だったのと、夫にとっても住み慣れた家で居心地よく暮らしていました。ただし問題は家賃を払い続けるという事で、当たり前ですがいつまでたっても自分の家ではないわけです。それに間取り的に子供が生まれたら狭いよね、という話で子供が出来たら引っ越そうという話はしていましたが、実際子供が生まれてからもズルズルとその家に住んでいたわけです。ちょうどそのころ夫の周りで家を買う人が数名、私の周りにも数名、さすがの夫も一念発起して家探しを始めたのですが、やっぱり良い場所、良い広さは高い。でも息子の為には良い環境を手に入れたいし、妥協はしたくないと思い探す事1年、やっと理想の家が見つかったのです。夫にしても私にしても生まれて初めての大きな買い物なので、迷いに迷いましたが、二人で手を取って清水の舞台から飛び降りる事に決定。ローン生活がスタートしましたが、新しい家に大満足しています。 「清水の舞台から飛び降りる」とは、大きな決断を思い切ってすることのたとえで、「清水」は京都市東山区にある清水寺のことで、ここには高い崖に作られた舞台があります。江戸時代、この舞台から飛び降りて生存していれば願い事が叶うという願掛けがあったことから飛び降りる人が後を絶たなかったと言われており、飛び降りると生きて戻れるかわからないけど、という舞台の上に立ち身を投げようとする人への気持ちが語源となっています。実際に234人ほどの人が飛び降りたとされていて、その内生存した人が85.4%だったと言われています。現在よりも木々が生い茂っていてクッションがわりになった事が生存できた原因だと考えられています。 使い方としては「高価なアクセサリーを清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入した。」「清水の舞台から飛び降りるつもりでチャレンジしよう。」といった使い方をします。 私は社会人2年目の時、仕事にも慣れお金も貯まってきたことから車を買うことにしました。始めての大きな買い物だったので印鑑を押すときは清水の舞台から飛び降りる気持ちでした。やはり高い買い物なのでたくさん悩みましたが車が無いと不便なので今では思い切った決断してよかったと思っています。
Continue reading...