【漢字】右と言えば左 【読み】みぎといえばひだり 【意味】人が言うことにイチイチ反対する。 【例文1】彼は右と言えば左と言うから、話が先に進まない。 【例文2】決まりかけた計画に、右と言えば左と反対意見を出す。 【例文3】右と言えば左と言いたくなる。 右と言えば左とは他人の意見に事あるごとに反対意見を述べることです。 いるんですよねー。こういう人。 私の会社の上司がまさに右と言えば左で、反論してきます。仕事だけならまだいいんですが、飲み会になって席が近くになると、プライベートの事まで立ち入ってきます。 めんどくさいので逆に聞き返します。そうすると自慢話ししたがりの上司の話を聞いてあげてすごいですねーと言い飲み物をオーダーするふりしてその場を逃げます。 二次会での出来事です。同僚が初めて彼女ができたと打ち明けました。周りにいたみんながびっくりしてえーッ??と言いました。その反応に気付いた上司がなになに?と聞いてきました。彼女の事を根掘り葉掘り尋ねていました。上司は仕事を続けると言えば、「女は家庭的な方がいい」と言い、 いずれは自分のお店を持つために頑張っていると言えば、そんなの難しいだろこのご時世にだの雰囲気ぶち壊しでした。ああいう無神経な上司にはなりたくないですね。 ある日の夫婦の会話でうちの主人が私に対して「女は基本的に右と言えば左と言うような生き物だからな」とつぶやきました。 私はいまいちこの言葉の意味がピンと来ていなかったんだけど、この前女性の心理に関するテレビを見ていたときによく女性が人に「コレとコレどっちがいい?」て聞く事があると思うのですがこの時は人にどっちがいいか聞いておきながら実は女性の場合は予めどっちがいいのか自分の中で決めた上で人に聞いて判断を委ね自分の判断を後押しして欲しいという心理が働いているのだそうです。 その話を聞いてなんだかとても共感してしまいました。 また、反発したい時なんかは相手に言われた事に対して素直になれずつい反対の事を言ってしまうと言う事ってありますよね。 そう考えると旦那さんが言っていた言葉の意味を少し理解する事が出来ました。 しかし、男性の中にもいますよね? 右と言えば左と言う人。 そんな人を見ると他人と同じ考えではなく自分の意見や考えにプライドを持っていてそれを突き通す強い意思を持ってる人だなと感じます。 これまでの人生でもそう言う人に出会った事があるけど少し羨ましく思ってしまいました。 自分の場合、家族以外の人と話す時は周りに流されがちで周りが右と言えば右を選択してしまいます。 右と言えば左ということわざを分析するとわがままで自我を通すというイメージだけど周りに流されないと言う意味では立派な意思表示の1つだと思います。 「俺の右といえば左のほう、お前の左のほうだ」などという使い古されたコントではありません。 他人の主張に対して逆の意見を出して反対する様子や人を指し、その捻くれた精神性を批判するために使用される言葉です。 特段に捻くれていなくても二つ以上の選択肢があれば、選ばなかった方についても気になる事はあります。 選択の結果を明確に予測できないのですから当然ともいえます。 人の言ったことを鵜呑みにせず反証して確かめることは無用な作業ではありません。 学生や研究者は日々真理を探究するために全ての仮説・仮定に対して反証するのは本能に近いものですらあるのです。 特に数学などの論理学では、想定されうる全ての条件に対して間違いがないかを確かめます。 例外があるならば、その例外を全て列挙しなくてはなりません。 かくして論理武装された疑り深い学究の徒がこの世に生まれます。 自分の専門分野において真理を追究し続けるのは構いませんが、一般社会にそれを持ち込むと周囲と齟齬が発生する場合があります。 議論に議論を重ね、目的や手段が正しいものか確認し、常に方向性を確かめながら行動する巨大プロジェクトなど想定できません。 精々が上司に言われた仕事を淡々とこなし、大きな間違いをしない程度に手を抜くのが普通っぽいです。 真理など追究していない、とりあえず選んでみる・試してみる、思いつきのままに行動するなど珍しいことでもないです。 捻くれていなくても、思いつきで大勢とは異なる意見も出したくなるときはあります。 ただし、ラーメンを皆で食べに行くといったときファミレスを薦めるのだけは許しません。 皆がラーメンと言ったら空気を読んで、ラーメンを食べましょう。
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