見栄を張る
【漢字】見栄を張る
【読み】みえをはる
【意味】外見だけでも良いところを見せようとする。
【例文1】見栄張ったが、ブランドのバッグは5年ローンだ。
【例文2】女性の前では見栄を張りたくなるのが男の心情だ。
【例文3】見栄を張った手前早く彼女がほしい。
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給料の件で見栄を張る事に
私は営業の会社に勤めているので、常に成績を求められています。成績を上げた分、自分に収入で跳ね返るので、営業職は嫌いではありません。
しかし、成績を出せない時も収入に跳ね返るので、その辺りはかなり辛い所です。
私の会社は、営業歩合が高い分固定給が低めの設定になっているので、成績を出せない月は、2ヶ月後の給料に影響がでます。
家族がいるので、収入の安定をするように頑張ってはいますが、それでもどうにもならない月があります。
ある日、妻の母親が家に遊びに来て、みんなでごはんを食べました。その時に妻が、今月の給料は多い?と聞いてきたので、妻の母親がいる手前見栄を張って、結構多いよと私は言いました。
その月に貰える給料は、大苦戦した2ヶ月前の歩合が入るので、過去に例が無い位の少ない給料でした。妻と二人きりの時に、ゆっくり話をするつもりだったので、まだ言っていませんでした。
結局妻に言えないまま、給料日を迎える事になってしまい、給料日当日ハラハラしながら仕事をしていました。家計の財布は妻が握っているので、いつ妻から電話が来てもいいように心構えしていました。
仕事中電話はこなかったのですが、帰宅後真っ先に給料が多いと言った件でしぼられました。やはり、見栄を張るものではないと反省しました。
見栄を張るの意味と使い方
世の中には見栄を張る人が多いと思いますが、見栄を張るとはどの様な意味なのでしょう。言葉で言うと、周りにいる人に対して自分を良く見せようとして、自分に対して無理をする事を意味しております。言葉の使い方としては、「彼女に良い所を見せようとして見栄を張って言い車を買った」や「近所の人に良い所を見せようと良い家に建て替えた」等が有ります。とにかく自分の身分相応では無く、自分に対して無理をしている事を意味している点がポイントです。この言葉の同意語としては、虚勢を張る、はったりを掛ける、大きく出る等があげられます。いずれの言葉も自分を大きく見せる為の言葉や行動を指しております。この様に見栄を張る人の心や気持ちの中には、自分に対する自信の無さが裏にあると考えられており、自分に自信が無い為にわざと自分を大きく見せると言う気持ちが働いております。対義語は明確にされておりませんが、「謙虚な人」が当てはまると考えます。とにかく周りの人に対して見栄を張ると言う事は、周りの人は勿論ですが自分に対しても嘘を付いている事になりますので、大変疲れます。他人に対しても自分に対しても正直に謙虚な気持ちで接する事が一番であると考えます。
見栄を張るとは
見栄を張るとは、周りに対して自分を良く見せようと無理をすることです。つまり、いい格好を見せようとすることや、いいところを見せようとすることです。また、格好良くみせようとすることや格好をつけることでもあります。
また、外見を偽って、別のものや実際よりも優れた物にみせることでもあります。つまり、虚勢を張ったり、はったりをかけたり、大きく出ることなどです。
さらに、内実を差し置いて外面的に偉ぶる様子も、見栄を張るということになります。
では、見栄とはどんな意味なのでしょうか。見た目や外見、みばやみかけ、体裁のことです。また、見栄だけで、人の目を気にして、うわべや外見を実際より良く見せようとする態度という意味もあります。ですから、見栄を張って車を買うという文章と、見栄で車を買うという文章は同じ意味になります。
見栄を張るというのは、人間生活の上であまりお勧めできることではありません。無理をしてもいつかは必ず解ってしまいます。見栄を張るなら、自分自身に磨きを掛けて、自信を付ける方がどれだけ良いか解りません。自分に自信があれば、見栄を張る必要もなくなります。
人間の心理として、誰かに負けたくないから見栄を張ってしまうと言うこともあるでしょう。誰しも、得意と苦手はあるものです。得意な物に自信を持つように心掛けましょう。完全無欠の人間などいないのですから。