右に出る者がいない
【漢字】右に出る者がいない
【読み】みぎにでるものがいない
【意味】その人より優れている者がいない。
【例文1】彼女は校内でも秀才で容姿端麗で、右に出る者がいない。
【例文2】右に出る者がいないと言われるように頑張る。
【例文3】背の高さでは彼の右に出る者がいない。
右に出る者がいないをテーマにした記事
右に出る者がいないくらいの能力を身に付けたいですよね
右に出る者がいない、という言葉を使われたい人物になりたいと思ったことはありませんか。
この言葉の意味は、相手と比較して能力や成績が上であるさまを言います。
右というのは、よく学校でも使われていると思います。
例えば、卒業証書には「右のものは小学校の全過程を修了したことを証する」とよく書かれていますよね。
右という言葉は、中国(漢朝)の文化を取り入れたもののようで、「右」に優位性を持たせたということのようです。
国語の教科書も右開きで、右から左への文書が書かれていますが、右が最初ということもあります。
従いまして右の出る者がいないということは最初に出るものがいない、つまり1番能力、成績が秀でていること意味しています。
社会においても様々な能力の持ち主がいらっしゃいます。
最近では、卓球やサッカー、将棋の世界において中学生が活躍する場面が多く見られます。
大変頼もしいことではありますし、将来の日本を支えてくれる優秀な人材が出てきていることは確かです。
一方で、中学生がコンピューターウイルスを作成し、逮捕されたというニュースもあります。
「いたずらに関しては右に出る者がいない」という言葉など、犯罪等の悪事に対しては使われないようにしたいものですね。
右に出る者がいない祖母の特技とは
私の祖母には特技がある。元々チャキチャキした性格で、いろいろな事のできる人なのだが、草抜きの速さが尋常じゃないのである。まさに草抜きに関しては右に出る者がいないという感じだ。小さい鎌を片手に凄いスピードで、あっと言う間に荷車いっぱいに雑草を抜いてしまう。そんな祖母も、子どもの頃は7人兄弟の紅一点で、甘やかされて育った。10代で農家に嫁に来て、厳しいお姑さんにいびられ、泣く泣く今までやったことのない農業をやらされているうちに今ではたくましい畑のマスターである。田舎の農家である為、かなり広い畑を持っているが、草抜きは基本と言い、80代になる今も雨雪の日以外は毎日畑の雑草を抜いている。おかげで畑はいつも綺麗で野菜も花も元気いっぱいだ。祖母は、自宅の畑だけに留まらず、近くの大学などに請け負って草抜きのアルバイトまでするプロになってしまった。この歳で仕事をもらえるのは、作業の速さと正確さだと誇らしげだ。毎日体を動かしているので健康にも良く、病院知らずである。草抜きなど小さいこともコツコツと続ければ、役に立つスキルとなるのだなと感じた。と、同時に次の世代の私がこの広い畑の面倒をみないといけないプレッシャーはあるのだが。ほんとうに、祖母にはいつまでも元気でいてほしいものである。