右の耳から左の耳
【漢字】右の耳から左の耳
【読み】みぎのみみからひだりのみみ
【意味】人の意見や批評を聞き入れないこと。
【例文1】彼は右の耳から左の耳だから、何言っても無駄だ。
【例文2】何回言えばわかるんだ?君は右の耳から左の耳だな。
【例文3】専門用語ばかりで右の耳から左の耳だ。
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褒めてはもらえない右の耳から左の耳
愛しの彼からの誘いがあったので、平日にも関わらずライブハウスに足を運んだんです。誘われたのが開場3時間前で、それからライブハウスの最寄りの駅に到着したのが開場1時間前。彼から早いと驚かれたけれども、そんなことはない。単に運よく快速に乗れただけのことです。
そして、開演10分前くらいにライブハウスに入りました。彼をさっそく見つけるけれども、彼はスマホをいじっていて、気づく様子もなし。まぁ、それはそれで諦めてドリンクを交換してから座っていました。すると、彼も気付いて近くにまで来てから挨拶。私はとにかく頑張って来たことを主張したけれども、その話は右の耳から左耳。まったく彼の心の琴線にはふれてない。確かに、他県から会いに来てくれる相手がいるのであれば、私の移動距離とか比べるのもバカらしいくらいなのでした。それからも、この会話の弾まない感じはいったいなんなんだ?というくらいの流しっぷり。ちょっと腹も立ってきたけれども、そこはそれで怒らないのが大人です。結局、彼の心は掴むこともできないまま、私の心も置いてけぼりな時間はあっという間に過ぎました。時間があったので、さっさと退散しながら、もうれつな自己嫌悪と戦いました。