右から左

【漢字】右から左
【読み】みぎからひだり
【意味】手元にとどまらない状況。または話を聞き入れない様子。
【例文1】今日は給料日だが、公共料金の支払いで右から左に飛ぶ。
【例文2】彼は聞く耳を持たないから、いつも話は右から左だ。
【例文3】右から左に豪遊する。

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人の話しに聞く耳を持たない場合に使われる

右から左の言葉ですが、言葉の意味合いとしては話の聞き手側が、話手側の人を「相手にしない事」を意味している言葉です。これは話を受ける人にとって、話をしてくる人の言う事に全く関心が無く、又は全く興味が無く、話をされてもそのまま聞き流してしまう事を表しております。
同じ意味合いの言葉としては、スルーする、受け流す、聞き流す、無視する、気に掛けない等が有ります。元々の意味合いは、受け取ったお金などの金品を、手元に置く事無く他人に渡してしまう事から来ており、日常的な使い方としては

 

「今日は給料日だけど、受け取った給料は妻に渡してしまうので、右から左へ無くなってしまう」や、「彼に説明しても無駄だよ。彼は聞く耳を持たないから、話は右から左だよ」等と使います。

話が右の耳から入り、そのまま左の耳から出て行ってしまう事を表現した使い方です。話をした相手が右から左の場合には、その相手に話をする事は「無理」であると同時に、話を聞く側からして見ると、話しをしてくる人に対しては、相手にしていない等の意識が働いていおり、お互いにコミュニケーションを取る事が出来ない状態となります。ちなみに「左から右」と言う使い方はしません。