【漢字】ペンは剣よりも強し 【読み】ぺんはけんよりもつよし 【意味】サインをするだけで武器よりも大きな権力を表す。 【例文1】署名活動はペンは剣よりも強し。 【例文2】ペンは剣よりも強しなので署名捺印は慎重に。 【例文3】ペンは剣よりも強しというから手書きで熱弁する。 情報化社会と言われさまざまな情報が手に入るようになった現代ですが、SNSの登場などにより個人が手軽に情報を発信できる現代は「ペンは剣よりも強し」という言葉がより強くなっている気がします。 現代人は漢字離れなども叫ばれ、ペンを持つことが少なくなりましたが、そのかわりにスマホやパソコンなどで文章を書くことが可能になりました。 これによりニュースなどもインターネットやSNS上を流れ、テレビや新聞よりもすばやく情報を入手することができる時代になりました。 Twitterではニュースに対する個人の意見を投稿することができ、多くの人が投稿したニュースやつぶやきから今話題の出来事やニュースを知ることができます。 また個人の投稿はときに別の個人に向けられることもあり、多人数が特定の個人やニュースに対して攻撃的な投稿をすることで世論の流れが見えることもあります。 しかしそれはあくまで個人の投稿であるため、情報のソースがあいまいなものや、デマのようなものも見受けられることがありますが匿名の個人の意見が集まって大きな流れができる様は、良くも悪くも強大な力のように思えます。 だからこそ情報の信ぴょう性などを正確に見分けるための目が大切になると感じています。 数多ある情報の中から大切な情報を自分で探し出す時代がもうすでにやってきています。 言葉は世の中を変える大きな力があります。 それは単に力でねじ伏せるやり方よりも強力です。 「ペンは剣よりも強し」と言う言葉は、物書きにとってはとても勇気をもらえる言葉です。 自分の言葉だけで大きく世の中を変えられないかもしれないけれども、そのきっかけを作ることはできると思います。 以前、テレビドラマでこの「ペンは剣よりも強し」という言葉を言っていました。 私は今後も物書きを続けていくつもりですが、やはり世の中のためになるようなことを発信していきたいと思っています。 その為にも自分は今何ができるのかを常に模索しながら、情報収集を行っています。 言葉は言霊があり、それは大きな力を持っています。 言葉次第でマインドが変わり、良くも悪くも変わっていきます。 中には上手い言葉に乗せられて、騙されてしまう人もいるかもしれません。 言葉は使い方によっては薬にもなりますが、毒薬にもなってしまいます。 また、言葉を発信する側だけではなく、受ける側によっても変わってきます。 なるべく良い言葉を使い、自分や世の中のためになるような言葉を受信していきたいです。 「ペンは剣よりも強し」が有効に働き、昔のような国家や世界が武力でねじ伏せられるようなことがないようにしていきたいものです。 ペンは剣よりも強しという言葉があります。国や権力者が使う武器つまり警察や軍隊に対して、作家やジャーナリストはペン、即ち文章の力で対抗することができるということです。その力は武装蜂起やテロルを上回ることがあります。 先日、国の不正行為を元官僚の方が告発するという出来事がありました。驚くべきなのは、告発の前に読売新聞が彼が風俗店に出入りしているとでかでかと報じたということでした。スキャンダル専門の週刊誌でさえ取り上げないような事件でしたし、当の週刊誌のほうは読売新聞がそのような記事を書くことのほうをスクープとしたぐらいです。 情報源は内閣府ということで、読売新聞は内部告発者の信頼度をなくすために意図的に不必要な報道を行ったということでした。読売系列は保守的な論調で有名ではありましたが、ボーダーラインを越えてしまい権力の犬と化してしまったのです。世界一の発行部数を誇るクオリティペーパーであるはずの読売新聞はなぜここまで凋落してしまったのでしょうか? 一つには、社主の渡辺恒雄が強力な権力を握っており、誰も逆らえないという内部事情があるでしょう。渡辺が不偏不党のジャーナリズム精神を欠片でも持った人物であれば今回のようなことは起こりませんでした。そして、社内にジャーナリスト精神を強く持って渡辺に逆らえる気骨の人材が多くいれば今回のような大失態は起こらなかったに違いありません。まさに読売新聞がジャーナリズムとして自らペンを折った瞬間だったのです。
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