親思う心に勝る親心

【漢字】親思う心に勝る親心
【読み】おやおもうこころにまさるおやごころ
【意味】
【例文】

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親思う心に勝る親心を知るのはいつの日か。

学生時代に疑問に思っていたことがあります。なぜ、両親は私の好きなようにさせてくれないのか。なぜ、いちいち行動を制限するのか。本当に不思議でした。20代前半に結婚して両親から離れて暮らすことになり、あの頃の自分が恥ずかしくなりました。なんて幼稚な考えをしていたのだろうと思います。そして今、母親になり子供を想う母親の気持ちを知りました。その愛情は母親になる前の自分には想像もできないほど深いものでした。子供が事故などで亡くなっているニュースを見ると、悲しいのと同時に残された両親の苦しみを思うと胸が痛いです。私だったら生きる意味を失ってしまうと思います。一生笑う事ができなくなると思います。この感情はやはり親になったものにしかわからない感情だと思います。
今小学生の娘もいつか反抗期を迎える日がくると思いますが、私が親の気持ちを理解できなかったように、この子も私の気持ちを理解できなくて当然だと思います。でも、いつかこの子も親になり、親思う心に勝る親心を知る日が来るのだと思います。まだ、先のことのような気がしますが、そんな日が来るまで私はこの子と楽しいときも辛いときも向き合って責任を持って立派に育てていきたいと思います。