間が抜ける
【漢字】間が抜ける
【読み】まがぬける
【意味】大事な所が抜け落ちている。
【例文1】先方の名前を聞かないとは君はいつも間が抜けているな。
【例文2】時間が聞き取れず間が抜ける。
【例文3】肝心な本番で言葉に詰まり間が抜ける。
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間が抜ける人間と間が抜ける生活
本人は真面目に話しているつもりでも肝心なことが抜け落ちていたり、完璧に見えて大事なところで失敗してしまう人などは「間が抜ける」なんていう言葉が使われたりもします。略して「マヌケ」とも言われることがあり「空気が読めない」略して「KY」とも近い印象を受けますが、「マヌケ」の場合は愛嬌があってどこか憎めない存在であるような気もします。そもそも日本人は「間」というものを大切にしており、この「間」によって人の印象が変わるといっても過言ではありません。
人間関係において話し上手と言われる人や、聞き上手と言われるような人は「間」の取り方も上手いように感じるのです。
英語で言えば「タイミング」でしょうか。話すタイミング、うなずくタイミング、タイミングというと能動的な感じですが、「間」というのはもっと自然な印象を受けます。
察する心や行間を読むといった日本人独特の心づかいのようなものは、人と人との関わりの中で自然と身についていくような気がします。
生活においても「間」が大切だと思いますが、便利な世の中になっていく反面、「間」がどんどん埋められていき、心を休める時間や何も考えない時間が少なくなっていくことで間抜けな世の中にはなっていないかと疑問も感じます。