名実ともに

【漢字】名実ともに
【読み】めいじつともに
【意味】名声と実績がふさわしい。
【例文1】名実ともにイチロー選手は記録を打ち立てる。
【例文2】彼は名実ともに立派な医者になった。
【例文3】羽生選手は名実ともに記録に残る成績を残した。

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「名実ともに」の意味と使い方

ほとんどの方は「名実ともに」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
「名実ともに」の意味は、名前と実際や名声と実績が釣り合っている様子を指します。
「名実」の「名」はその名の通り、名前などの表向きの様子や評判を表し、「実」は実際の様子を表しています。
「名実ともに」とは、この「名」と「実」が一致しているということです。
尚、「ともに」は「共に」と漢字で書くこともあります。
ちなみに、「名実相伴う」も同様の意味の慣用句です。
同様の意味の四字熟語として「名実一体」という言葉もあります。
使い方の例を挙げると、「彼は名実ともに書の大家だ」「富士山は名実ともに日本を代表する山である」などがあります。
前者の「彼」は書道家であるし、実際に字が上手で素晴らしいということです。
後者の「富士山」は日本を代表する山といわれているし、実際に日本を代表する山であるということができるような特徴や良さを持っているということを表しています。
尚、「名実ともに」は悪いイメージでも使うことができますが、似た言葉である「花も実もある」は外見も中身も優れているという意味ですので、良い意味でしか使用できないので注意が必要です。