尾ひれを付ける

【漢字】尾ひれを付ける
【読み】おひれをつける
【意味】事実よりも大げさに話す。
【例文1】尾ひれを付けたような話で、どこまでが本当か信じ難い。
【例文2】尾ひれを付けて自慢する。
【例文3】尾ひれを付けて盛る。

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話につい尾ひれを付けてしまう

私はどちらかというと話好きなほうです。
そのため、話が盛り上がってくると、時には話に尾ひれを付けて話してしまうことがあります。

尾ひれを付けると言っても、その内容もあながちウソではないのですが、やはり誇大表現になってしまいます。

以前の私は誰かと口論になった時、言葉では負けないという自負がありました。
負けそうになっても、何とか尾ひれをつけて、自分が有利になるまで話を続けました。

中にはこうした私の発言を快く思わない人もいたかもしれません。
今ではそのことを反省し、なるべく大人しくするように心がけています。

誰もが愉快になれるような会話の時に、ちょっとした尾ひれを付けて話すのは良いと思います。
しかし、人が集まって話が進んでいくと、時には誰かの悪口になってしまうことがあります。

時々、高齢者の女性が数人で会話をしているのが耳に入ることがあります。
ふと聞こえてくると、誰かの噂や悪口が多いように思います。

本人たちはその場にいない人のことを、あれこれ時には尾ひれを付けて放しているのが楽しいのかもしれません。
しかし、そのような状況を傍から見ると、あまり良い印象は受けません。

出来るだけ自分はそういう風にならないように気をつけたいと思っています。

尾ひれを付けた情報満載のネット記事

話しに尾ひれを付ける、今でいうところの話を盛るっていうやつですね。これは多かれ少なかれ誰でもやってしまっていることだと思います。自分の持っている話を少しでも面白く伝えたいと思って大袈裟な表現をしてみたり、数を多めに言ってしまったりします。でもベースの話は自分が体験しているので全くの嘘ではないのです。
こういった尾ひれの付いた話がわんさか載っているのがネットの世界だと思います。だからネットに書き込んであることはこちら側で差し引いて話半分で読んで信じる必要があります。どれも本当っぽく書いてあるのでついつい信じてしまいそうになります。でもネットの記事も読み手が食いついてくれるようにかなり尾ひれをつけて目を引くように作らないと意味がないのです。
だから何か真剣に調べものをしたいときは私はネットを使わないようにしています。信じることができる媒体選びから始めます。とはいっても教科書に書いてあることも、新聞に書いてあることもあてにならない時代なので、何を信じていいのか本当に困ります。
ネットは手軽に調べものが出来て自分のアタマを使わずに色々な情報やはたまた考え方まで手に入れることが出来ます。便利ですが、そういった尾ひれが付いた情報に惑わされないスキルも必要になってくると思います。