天に唾する
【漢字】天に唾する
【読み】てんにつばする
【意味】天に向かって唾をはくと自分にかかる。つまり人に害を与えることをすれば自分にも害がふりかかるという戒め。
【例文1】助け合いを一切しない者には頼る者もおらず、天に唾する。
【例文2】自業自得で天に唾する。
【例文3】思いやりがない人間には天に唾する。
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天に唾するについて
「天に唾する」とは、人に危害を与えようとすると返ってきて自分がひどい目に遭ってしまうことのたとえです。これは天に向かって唾を吐いたところでそのまま自分の顔に落ちてくることからできたことばです。
これが最近では違う解釈をされている場合が多く、自分より目上の人に対して冒涜的な行為をすることだと捉えている方が多いです。このように解釈すると悪い事をすると自分に戻ってくるという本来の意味が変わってきますので、目上の人などに対して使うのは間違いとなります。
天に唾するの使い方として「彼女の邪魔ばかりしていたら天に唾する結果になってしまうよ。」「天に唾してばかりの彼は良くないことが起こるだろう。」といった使い方をします。
私が働いている職場にも同僚に対して天に唾する行為ばかりをしている人がいましたが、その行為を上司をしっかり見ていて結局それが仇となり、結果的に彼は職を失ってしまいました。
天に唾することは自分にとって悪いことにしかなりません。天に唾するような人に危害を加える行為ばかりをしていると、必ず誰かが見ていてそれだけの事がいつか返ってきます。ですので、人に背を向けたくなるような悪いことはしない人生を送るようにしていきましょう。