千客万来
【漢字】千客万来
【読み】せんきゃくばんらい
【意味】多くのお客さんが次から次に来る。
【例文1】開店20周年を迎えられたのも千客万来で感謝しかない。
【例文2】お店の口コミが広がり千客万来だ。
【例文3】リニューアルで千客万来だ。
千客万来をテーマにした記事
千客万来つまりは商売繁盛です
近所のスーパーは特定の曜日に割引があるのでその日は客がごった返し、買い物かごを載せるカートが足りなくなるくらいです。
レジには2人の店員がついて、10数台のレジがフル稼働しますが、客の列がレジから途絶えることがありません。
タイムセールの割引特価なので4時間ほどの混雑ですが、一日千客という条件は軽くクリアしていると思われます。
結局のところ少しでも安い商品があれば、大勢の客が大挙して店に来るということです。
皆が皆、値段を気にもせずに品質だけで買い物が出来るならばこのような現象は起きないでしょう。
繁盛しているように見えて、その実態は少しでも家計の負担を軽くしようと皆さん必死なのです。
数量限定の特売品など、時間が少しでも遅れれば買い逃してしまうことになります。
競馬・競輪・パチンコなどの賭博産業も、儲からないことを身をもって知った客からは既に見放されている状況です。
千客万来からあっという間に閑古鳥が鳴くにまで落ちぶれる様子にはなんとも虚しいものがあります。
千客万来のお店にするには
商売をしていれば、どうすればもっと客足が増えるかを考えることがあると思います。お店のスタッフ同士で改善点を話し合うこともあれば、お客さんに意見を尋ねることもあるでしょう。では千客万来のお店にするにはどうすれば良いのでしょうか。とあるラーメン屋さんの話になりますが、実際に売り上げを伸ばした方法があります。
そのラーメン屋さんは、お店に来てくれたお客さんに毎回『あること』をアンケート用紙に書いてもらうことで、お店の業績を上げることに成功しました。それは一体どのようなことだったのでしょうか。それはずばり『お店の悪かったところ』を書いてもらうことです。『お店の良いところ』ではなく、あえて『お店の悪いところ』をお客さん目線で教えてもらうことで、その意見をもとにお店の運営を変えていったところ、だんだんとお店の質が上がり、お客さんも増えていったとのことです。
『良いところ』ばかりではなく『悪いところ』も知ることで、悪いところをどんどん直して良いお店にする、という発想はなかなか難しいのではないでしょうか。しかし確かに悪かったところを直していけば、自然と良いものが出来上がると考えると納得がいきますね。客足を増やしたいという方がいれば、一度この方法を取り入れてみてはどうでしょうか。