余勢を駆る

【漢字】余勢を駆る
【読み】よせいをかる
【意味】うまくいった勢いに乗って、さらに何かをやろうとする。
【例文1】難しい問題集が解け、余勢を駆って次を解く。
【例文2】余勢を駆って2号店をオープンする。
【例文3】自信をつけ余勢を駆る。

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余勢を駆った藤井聡太4段

余勢を駆るとは勢い余ってというか、その勢いに乗って次も超えていく感じです。勢いって本当に大切だと思います。スポーツの世界などでは試合の流れはちょっとしたことで変わってしまい、その勢いに乗ると本来の実力以上の結果が出せたりします。
それはスポーツの試合だけではなくて頭脳戦でも同じことが言えます。最近一番余勢を駆った人というと将棋の藤井聡太4段ではないでしょうか?全く将棋が分からくても連勝がかかった試合がある日は気になって仕方がなかったです。
それにしてもメンタルが大切な将棋の対局であんなに報道陣が詰めかけるのも大人げないなと思います。しかし藤井聡太君のメンタルはそれ以上でした。周りの大人が騒いでいても一番冷静だったように感じました。
連勝記録を伸ばし、新記録を樹立した後に負けを喫するという映画のような良く出来た展開でした。個人的には余勢を駆ってもう一勝してほしかったのですが、それはまた今後の楽しみに取っておきたいと思います。
藤井聡太君は人工知能の将棋ソフトを駆使して実力をつけたという新世代の棋士です。そうなんです!将棋で人工知能に勝つことにはそんなに意味がないと思います。それよりも人工知能を上手く利用して自分の実力にする藤井聡太君はその時点で人工知能に勝っていると思います。