腕に覚えがある

【漢字】腕に覚えがある
【読み】うでにおぼえがある
【意味】自分の腕に自信を持っている。
【例文1】職人堅気の父は70歳になっても腕に覚えがある。
【例文2】記憶力だけは腕に覚えがある。
【例文3】誰にも負けないと腕に覚えがある。

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祖母が腕に覚えがあること

自分に自信があること、これなら誰にも負けない!という事を一つは持っていたいといつも思っています。自分にとって腕に覚えがあることってなんだろう?とふと考えてみました。まず真っ先に浮かぶのは手先が器用なことですね。小さい頃から何か手を動かしていないと落ち着かない性格で、ぼーっとテレビを見るということが出来ませんでした。編み物をしてみたり何かしながらテレビをみていました。
多分これは母譲りの性格だと思います。そんな母は誰から譲られたかというと母の母、つまり私にとっては祖母です。
祖母はとにかく手先が器用で木彫りの先生をしていました。自分で読んだ俳句に自作の絵で木彫りの版画を作っていました。年をとって目が悪くなるまでは木彫りの先生をしていました。小さい頃に祖母の家に行くと木彫りの作品が所せましと並んでいたのを覚えています。今はボケも始まって木彫りの方はまったくやっていませんが、俳句はよく作っているそうです。俳句作りも祖母にとっては腕に覚えがあることの一つです。何か印象的な出来事があると紙とクレヨンを持ってきて俳句と絵を描いてくれます。
そんな祖母を見ていると自分が年をとってボケてしまった時にもこんな素敵なおばあちゃんでいたいなと心から思います。