鶴は千年、亀は万年
【漢字】鶴は千年、亀は万年
【読み】つるはせんねん、かめはまんねん
【意味】鶴と亀は寿命が長く縁起が良いとされる。長寿を象徴とする縁起物。
【例文1】鶴は千年、亀は万年で両親には長生きしてもらいたい。
【例文2】鶴は千年、亀は万年で孫の晴れ姿を見るまで長生きする。
【例文3】鶴は千年、亀は万年還暦を過ぎても元気に過ごす。
鶴は千年、亀は万年をテーマにした記事
「鶴は千年、亀は万年」という言葉は、中国の仙人が鶴や亀に乗って移動する様子などから出来たイメージのようです。
使われ方としては、長寿を祝う際に長生きする動物の例としてあげられます。
海に千年潜み山で千年暮らした蛇は龍となるといいますから、千年も生きたならは鶴が鶴のままのはずもないでしょう。
鳳凰や不死鳥、フェニックスに類する超常的な存在になって秘境で発見されたりしてもそれほど不思議とは思えません。
実のところ鶴の寿命は野生では20年から30年、動物園で丁重に扱われても50年から80年が精一杯のようです。
亀の寿命は、ペットの小さな亀でも飼育の方法によっては20年以上生きると言われます。
正確な記録がないため推測でしか測れないものでは200年以上生きているという亀も存在します。
正直に言って、どのくらいが寿命なのか見当がつきません。
とりあえず1万年も生きた亀が存在してしまったならば、それなりの知性をもって穏やかにすごして欲しいものです。