山が当たる
【漢字】山が当たる
【読み】やまがあたる
【意味】勘がピタリと当たる。山勘(やまかん)とも言う。
【例文1】山が当たってテストで満点を取る。
【例文2】女の勘は鋭く山が当たる。
【例文3】占い師のように山が当たる。
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山が当たるなら良いのですが外せは大抵は谷底です
予想や勘が的中することを「山が当たる」と言います。
山勘も似たような意味にとられますが、こちらは戦国武将山本勘助や山師が言葉の由来で、勘に頼ること自体を指し当たり外れは定まりません。
経験によるものにせよ運によるものにせよ当たってしまえばこちらの物、逆に外れを引けば地獄に真っ逆さまです。
試験勉強が間に合わなかった場合など、予想を立てて一部分だけ集中して備えることを山をはるといいますが、予測がそれなりの根拠に基づかなければ普通に外れます。
それまでの経験や勉強からある程度の知識が用意されているならば当たりを引くことも考えられますが、天に運を任せる時点で運にすら見放されています。
勝負事は事前の用意でほとんど結果が決まるのです。
神頼みして何とかなるならば勉強などせずにひたすら神に祈っていればよいことになります。
実際にはそれほどの大盤振る舞いを常にしてくれるほど神様は優しくないようです。
勉強しない怠け者や、苦しい時だけすがってくる不信心者には相応の処遇が用意されていることでしょう。
山を張らなければならない状況になる以前に、そのような博打に手を出さずに済むように苦心したほうが余程マシといえるでしょう。
特に外したときのダメージが大きい一世一代の大勝負を、勘にたよってする愚行は絶対に避けるべきです。