石が流れて木の葉が沈む

【漢字】石が流れて木の葉が沈む
【読み】いしがながれてこのはがしずむ
【意味】本来は川に木の葉が流れて石が沈むのが逆になっている。世の中の理不尽さを嘆いている。
【例文1】会社のために一生懸命働いた人が左遷されて、世渡り上手なヤツが出世するとは石が流れて木の葉が沈むだ。
【例文2】社長の息子というだけで出世できるのか。石が流れて木の葉が沈むだ。
【例文3】コネ入社で石が流れて木の葉が沈む。

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石が流れて木の葉が沈むような場面に遭ったら

石が流れて木の葉が沈む、という言葉を聞いたことはありますか。この言葉の意味は『物事が通常の道理とは逆になっていること』を意味するそうです。確かに、石の方が重いのにも関わらず石が流れて、石より軽いはずの木の葉が沈んでしまうのは不思議ですね。またこの言葉は『世の中が理不尽であること』も説いています。言われてみると、石は流れているのに木の葉が沈んでいる様子は、理不尽のようにも思えます。学校や会社といった、どこかしらの共同体の中で生活していれば、理不尽な場面に遭遇することは誰しもあるでしょう。もしかすると理不尽な目に遭ったことが、ずっと心の傷になっている人もいるかもしれません。

ですが世の中は理不尽だらけだとも思えません。確かに全てが道理に適っているわけではありませんが、だからと言って全てが理不尽とも言えないのではないでしょうか。自分が理不尽な目に遭っているとき、誰かに助けてもらったという経験がある人もいるかと思います。

また、理不尽だと感じることがあったときに備えて、自分なりのストレス解消法を見つけておくのが良いでしょう。ストレス解消法を見つけるには、まず自分にとってどんなことがストレス解消法になるのかを、紙に書いてみることをおすすめします。紙に書いてみると、自分の思考を改めて客観視できるので、思うよりもストレス解消法が出てきますよ。もし理不尽だと感じることがあっても、それをどうでも良いと感じられるようなストレス解消法を見つけてみてはどうでしょうか。