年貢の納め時
【漢字】年貢の納め時
【読み】ねんぐのおさめどき
【意味】その昔、年貢を納めるのを逃れていた農民が、最後は観念して納めたことから、見切りをつけて諦めなければいけないこと。
【例文1】彼女と10年も付き合ってんだろ?そろそろ年貢の納め時じゃないのか?
【例文2】遠距離恋愛もこの辺で年貢の納め時だ。
【例文3】周りが結婚しだして俺も年貢の納め時かな。
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年貢の納め時は諦めの意味もあるのか
年貢の納め時とは結婚を決める時、男性側が良く使う言葉のようです。
自由な生活から社会的責任のある生活になるという意味でもあるのかもしれません。
年貢の納め時と感じて、義務的に結婚するということは、本心では本当は結婚したくないけど仕方がない、という気持ちがあるのかもしれません。
それに比べて、女性は結婚願望が強い人が多く、結婚してから理想と現実のギャップで後悔する人もいます。
昔の結婚は特に、家と家との結びつきが強く、中には自分の好きな人とは一緒になれないということもあったようです。
その為、駆け落ちなどもあり、結婚は愛情だけではできないものなのだと改めて思ってしまいます。
本来、お互いが成人であれば結婚は本人同士の合意のみで成立しそうなものですが、お互いの背後にはたくさんの親族や家系などがあります。
それらを全て相手と一緒に包み込むことができれば、結婚生活も上手くいくのかもしれません。
しかし、実際は結婚してから様々なトラブルが発生してしまいます。
年貢の納め時を考える時、男性は立派な大人になっていることが必要です。
精神的に未熟なまま結婚してしまうと、いろいろと苦労することが多くなってしまいます。
今や、女性が結婚に頼らなくても自活できるようになりました。
男性も結婚に消極的であれば、未婚率が高くなるのも必然的なことなのかもしれません。
年貢の納め時がいつであっても
どうしても得たいものがあって、それを得るために努力が必要な場合、努力をする人は多いでしょう。それを得るためには努力が必要なのですから、当然と言えば当然です。そうは言っても、努力したからと言ってそれが必ず報われるとは限りませんね。このことは多くの人が、人生の中で痛感していると思います。年貢の納め時がいつなのかを見極めることも大事でしょう。
しかしいつ頃にやめれば良いのかを考えるのは、非常に難しいですね。なにせ得たいもののために頑張ってきた時間は、もう二度と返ってこないわけですから。得られるまで努力をし続ける人もいれば、途中で諦める人もいるでしょう。どちらが正しいとは断言できません。むしろこのことに正解は無いように思えます。それに努力をしてきた時間は返ってこないにしろ、努力をしてきたということ自体が凄いことだと考えられます。その上、努力をするためには心の準備が必要だったり、それなりに設備を整えたりなど、色々な準備をしなければならないでしょう。こうして何かに向けて、踏ん切りをつけられる勇気を持てるのも凄いことです。
たとえ求めていたものを得られなかったとしても、努力を通じて得たものは何かしらあるはずです。どんなことであれどやってみれば、年貢の納め時がいつであっても、何かしらを得られると思いますよ。