門外不出

【漢字】門外不出
【読み】もんがいふしゅつ
【意味】貴重品は厳重に保管して外に持ち出さない。口外しない。
【例文1】顧客リストを門外不出で管理する。
【例文2】門外不出の資料を閲覧する。
【例文3】門外不出の資料データを紛失する。

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秘匿すべき情報は門外不出にするべきです

他人に貸し出すどころか見せることもしない品物や技術などを、門外不出の品とか技とか言います。
武術であれば一子相伝の究極奥義とかそんな感じのものでしょう。
現在であれば、開発中の社外秘など持ち出し禁止の情報などが該当しそうです。
個人情報保護の観点からすれば、役所や学校にある情報のほとんどは持ち出し禁止に当たりそうですが、外で紛失盗難のニュースはそれなりに発生しています。
システムの構造上の問題もあるのでしょうけれど、情報を取り扱う個々の自覚のなさが致命的な失敗を誘引しているように思えます。
情報処理技術が急速に発達した結果、それを管理するだけの技能というか心構えが全く追いついていません。
メモリ媒体には入った万単位の個人情報を屋外で失くしたり、外部との接続で秘匿すべき情報が流出してしまうのも、結局は注意不足が原因です。
自分の財布や携帯電話などであれば、そのような間抜けな失敗をするでしょうか。
もし財布や携帯すらきちんと管理できないならば、そのような人間には絶対に情報を管理させるべきではありません。
情報を安全に管理しようとするならば、門外不出どころか外部との接触を完全に断ち切った隔離空間でのみ操作閲覧可能にするべきでしょう。