老若男女

【漢字】老若男女
【読み】ろうにゃくなんにょ
【意味】幼児、若者、年配者、男女年齢に関係なくすべての人々。
【例文1】浜田省吾さんのライヴは孫世代まで老若男女のファンがいるからスゴイ!
【例文2】三世代の家族旅行は老若男女が楽しめる所に行く。
【例文3】老若男女がスマホを使いこなす。

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「老若男女」を気にする国?

「老若男女」は「ろうじゃくにゃんにょ」とか「ろうにゃくなんにょ」と読みます。文字通り「年寄りも若い物も男性も女性もすべて」という意味です。使い方は「老若男女を問わず」とか、「老若男女すべての方」と「とにかく全員」を指す時に使われているくらいですね。この言葉があるのは、普段は逆にそれを区分しているから必要なのだと言えます。もちろん区分してはいけないということではありませんが。中学校に入学して英語を習い始めた時、昔は「アイアムアボーイ」から習いましたが、今ではこのフレーズは死語です。同じように自己紹介場面で必ず「私は〇〇歳です」というのがありましたが、実際の英語圏では他人に年齢を尋ねることはしませんし、自分でも初めて会った人に自己紹介として年齢を打ち明けることはありません。このフレーズも今では習わないようです。欧米ではその人が何歳であるかこだわらないのです。日本が年齢にこだわるのは慣習でしょうね。子どもが生まれるとお七夜、七五三の祝い、昔なら男性は十五で元服の儀、女性は着袴の儀。と、とにかく子どもの成長を年齢別にお祝いする行事が多いのです。子どもの死亡率が高かったせいもあるとは思いますし、宗教の影響もあると思います。成人式で大人となってからも、厄年があり、というわけで日本人はかくも年齢を気にする人々なのです。だからこそ「老若男女」という言葉が死語になることなく使われているのでしょうね。

老若男女、皆が使用するスマートフォン

老若男女とは年齢や男女関係なくすべての人のことです。
現在では老若男女、問わず多くの方々がスマートフォンを利用しています。
ベビーカーに乗せられた赤ちゃんまでもがアニメの動画を食い入るように手に持っています。私は携帯を落とさないか心配でたまに目で追います。
2歳くらいになると写真を撮ることが出来るようです。小学生くらいになると自分で検索して好きなものを見ているようです。私は40歳でスマートフォンを持ちました。ガラケーでもよかったのですが、娘たちと家族で持つことによって大幅なキャッシュバック特典があるというので切り替えました。それからはスマートフォンのアプリで家計簿をつけたり、ネットショッピングを楽しんでいます。
私の母は75歳になりました。弟夫妻が定年で家にいる母のためにらくらくホンを買ってやってたまに私がラインや写真を送ってもすぐに電話が折り返しかかった来ます。いくら言ってもなれないようですが、ラインだけの打ち方は教えました。ボケ防止にもなりますからね。街の至る所でもスマートフォンは老若男女は手にしている光景を見ますね。