水を差す
【漢字】水を差す
【読み】みずをさす
【意味】物事の最中に仲の良い関係の邪魔をする。
【例文1】水を差すようだが、こうした方がいいんじゃないか?
【例文2】その行動は無駄だと水を差す。
【例文3】水を差して悪いが、言わせてもらう。
水を差すをテーマにした記事
水を差して、周りを不快にさせないように気を付ける
会話などに、水を差されることがあります。
いつもタイミングが悪く、水を差すことのしょっちゅうです。
しかし、そんな人も心がけ次第でそれを変えていくことができます。
水を差す人がそうならないようにするためには、見えない間を感じ取ることが必要です。
そのためにも今の状況を把握したり、相手を尊重して接することが必要になってきます。
自己中心的な考えや行動では、どうしても相手のことが二の次になってしまいます。
その為、間が悪くなってしまい、水を差すようなことばかりを言ってしまうようになってしまいます。
自分では意識していなくても、水を差すような意見や行動を行っているかもしれません。
相手は不快に感じてしまいますし、それをハッキリと言わない人もいます。
会話や人間関係はお互いが対等な立場な方が上手くいくことが多いようです。
例え、年齢や立場が違っていても、それを鼻にかけたり、卑屈に感じてしまう知、水を差す結果になってしまいます。
どんな相手でも相手を尊重しつつ、自分を卑下しないで接することが、より良い人間関係を築いていくためにも重要なことだと思います。
水を差す人はよく会社にもいますね
会社に勤めていると、会議中にまとまりかけた事柄に対してちゃぶ台をひっくり返すように、水を差す人は沢山います。
もともと、水を差すという意味は、熱いものをぬるくしたり、水を入れて温度を下げることですが、うまくいっていることに対して邪魔をする意味にもなります。
いわゆる、空気が読めないの人がやったり、めまわしができていない場合に、水を差してぶち壊すことにもなります。
例えば、高校野球において、チームの士気が高まっている最中に部員による不祥事で水を差してしまい、大会に出場すらできなくなるという事例があります。
また、会社においては、商談がまとまりかけている時に、話の流れに水を差してしまい、商談が台無しになるという事例があります。
しかしながら、困ったことに、水を差した人は特に自分が悪いことをしたとは思って場合が多いことも事実です。不思議なことに、特に会社で起こる出来事については、水を差してしまったことをかえって良かれと思って行動に移した人が多いのです。
このように、水を差すということについては、ほとんどの原因がコミュニケーション不足によるものです。
水を差すことが起こらないように日頃からきちんとコミュニケーションをとることが大事です。
水を差す
せっかくうまく行き掛けている所に邪魔な行為を働く事で、その余計な行動が良い流れを悪くしてしまう時に「水を差す」と言います。「二人の仲に水を差してしまった」や「企画が採用されようとしていたのに、あいつが水を差して駄目になった」という様に、意味合いとしては良い時に使う表現ではありません。横槍や干渉をする事を指し、足を引っ張る人に掛ける言葉です。状況を理解せず只思った事を後先考えず発言してしまい、その場の空気を著しく乱してしまいますが、当の本人は大概我関せずといった態度でいます。では水を差すとはどういう所から来ているかといえば、日本のお風呂事情は銭湯が主流でしたが、熱湯好きの人が先に入っていて、後から来た人がぬる湯好きであれば水を入れて湯加減を調整しようとします。ですが熱湯を好む人はそのままで入りたいから水を入れられるのは迷惑な訳です。当然、強く抗議をするので、まさに水を差さすなと言うでしょう。どうにも調子の悪い場合にしか使用しないみたいですが、交渉の中で話の方向性を変える時に「水を差すようで悪いですが」と前置きしてこちらの考えを述べれば、案外話し合いがスムーズに行く事もあり、使い方次第で悪いイメージの表現もうまい謙譲語になる事があるみたいです。