右往左往
【漢字】右往左往
【読み】うおうさおう
【意味】あっち行ったりこっち行ったり混乱している状況。
【例文1】初めての海外旅行で搭乗口すらわからず右往左往した。
【例文2】都心の地下鉄はたくさんあって右往左往する。
【例文3】バーゲンセールで右往左往する。
右往左往をテーマにした記事
引っ越し中に右往左往する兄
実家の老朽化が酷いので建て替えすることになり、建築期間中近くのアパートを借りることになりました。
長年住んでいる実家だけに、荷物の量が半端なくて捨てる物とアパートに運ぶ物の分別だけでもかなりの日数がかかりました。余裕を持って引っ越し準備を始めたつもりでしたが、工事期間まで後1週間になっても、荷物の移動が終わっていませんでした。
家族全員と親戚にも来てもらい、正に総動員体制で引っ越しをしました。実家から仮住いするアパートは、歩いて5分程の場所にありそれ程遠くなかったので、私は台車を使いひたすら運びました。
兄はレンタカーの軽トラを使い、大きめの荷物を運ぶ担当で効率を上げる為に、それぞれやる事を分担化しました。私が台車を押しながら道路を進んでいると、目の前で軽トラから降りた兄が、右往左往していました。
落ち着かない様子で軽トラの下を見たり、左右の側溝を見たりと焦っている様子が見え、兄にどうしたのか尋ねると、軽トラの荷台から扇風機を落としてしまい、フタが外れて羽を固定するネジが無くなったという事でした。
羽根を固定するネジがないと、扇風機は使えないので焦って、右往左往する気持ちがわかり一緒に探しました。
翼を固定するネジは大きいので、すぐ見つかると思いましたが、結局見つからず扇風機は廃品回収に出しました。