足が早(速)い
【漢字】足が早(速)い
【読み】あしがはやい
【意味】食物が腐るのが早い。または商品の売れ行きが良い。
【例文1】サバは足が速いから鮮度が命。
【例文2】夏場の食物は足が速いから気をつける。
【例文3】夏場の調理場は鮮度の足が速い
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夏は食材の足が早くなる
夏は特に食材の足が早くなり、すぐに傷んでしまって食べられなくなってしまいます。
先日、かなり暑い日にキッチンで足の早い食材を調理していた家族が、「足が早いと言っても、これが実際に走るわけじゃないのだけどね」という冗談を言っていました。
確かにことわざには、その本当の意味はわかるものの、言葉だけの意味だと変な状況を思い出してしまうものがたくさんあります。
私は中学生の時に、このことわざの変な解釈にはまってしまったことがありました。
友人たちといろいろなことわざを言って、実際のその真似をしたりしたら、おかしくて笑い転げてしまいました。
足が早いもそうですが、口車に乗る、とかヘソでお茶を沸かすなども、その言葉を素直に受け止めてしまうと、とても変な画を想像してしまいます。
口に車が付いているわけではないし、おへそでお茶を沸かすことができません。
しかし、このように比喩表現が使われていることわざも多くあります。
これも日本語の面白いところだと、中学生の頃にしみじみと思ったものでした。
これらに比喩表現のような言葉を考えた人たちも、きっと面白い人だったのではないかと思います。
これからもこのようなクスッと笑えるような言葉のあやを楽しんでいきたいと思っています。