薹が立つ

【漢字】薹が立つ
【読み】とうがたつ
【意味】薹が伸びると硬くなり、食べ頃を過ぎる。婚期が過ぎることを言う。
【例文1】35才を過ぎて薹が立つ。
【例文2】薹が立って婚活がうまくいかない。
【例文3】薹が立つ前に子どもがほしい。

薹が立つをテーマにした記事

薹が立つとは

「薹」は「ふきのとう」というように、フキやアブラナなど花をつける茎、

つまり花茎のことです。薹は伸びると硬くなり、食べ頃を過ぎてしまうことから、

野菜などの花茎が伸びて食用に適する時期の過ぎたことを

「薹が立つ」というようになりました。

これが人間にも当てはめられて使われているのです。人間の場合には、

若い盛りの時期を過ぎることをいい、30~35歳を過ぎて婚期を過ぎた場合に使われます。
良い意味には使われません。

使い方としては、本来の野菜についてなら、もうこの菜っ葉は育ちすぎて薹が立ってしまったから、食べても美味しくないですよ、などと使います。

しかし、最近の女性は幾つになっても薹が立ったとは言わないのではないでしょうか。もちろん年齢が低ければ、みずみずしいですが、それだけで判断されるのはいかがなものでしょう。

アラサーやアラフォー、アラシックという言葉まで現れ、年齢に見合った美しさが見直されています。