真綿で首を絞める
【漢字】真綿で首を絞める
【読み】まわたでくびをしめる
【意味】真綿は自然にできる繊維の中では柔らかく細さの割りに強靭さが特徴である。一気にとどめを刺さずにジワジワ苦しみを与えること。
【例文1】30年の懲役で
【例文2】真綿で首を絞めて精神的苦痛を与える。
【例文3】真綿で首を絞めないで一気にお仕置きしてくれ。
真綿で首を絞めるをテーマにした記事
今は真綿で首を絞められた状態なのでしょうか。
真綿は蚕が作る繭から採れる動物性の繊維です。「まわた」と聞くと、お布団などに使われている木綿(コットン)を想像してしまう事が多いかと思いますが、
どちらも柔らかく、フワフワで、保温性に優れた繊維です。
こんなに柔らかで優しい繊維で首を絞めるとは、一体どんな状態なのでしょうか。柔らかい素材なので一気に締まる事がなく、最初は肌触り良くて心地よく、徐々に徐々に苦しめると言う意味なのでしょう。
昔は、本当に真綿で首を絞める刑があったと聞きます。一思いに、とは真逆で苦しませる事に意味があった刑なのでしょう。
現在は犯罪も含めて耳にした事はありませんが、とても残忍な方法ですよね。
今は肉体的な事でなく、精神的に真綿で首を絞められてると感じている人が多いのではないでしょう。
精神的なものでも、絞められている人間には長い時間の苦痛があり、絞めている人間は、苦しませる事に意味を持たせてると考えると恐ろしいです。
これは個人的な話だけではなく、世の中の仕組みとして、ほとんどの一般人が真綿で首を絞められている状態なのではないかと考えます。
将来に希望が持てない若者や、病気を抱えてる不安、老後の心配、どんどん削られる社会保障、遠くに逃げていく年金。
真綿を引きちぎって、未来ある世の中にしたいですね。