君子危うきに近寄らず
【漢字】君子危うきに近寄らず
【読み】くんしあやうきにちかよらず
【意味】教養があり賢い人は他人との争いを避ける。 また、危ない場所には近づかない、関わらない。
【例文1】儲け話があると誘われたが、君子危うきに近寄らずで断った。
【例文2】君子危うきに近寄らずで自分の目で体験する。
【例文3】怪しいと思ったら、君子危うきに近寄らず。
君子危うきに近寄らずをテーマにした記事
功徳を積んで、「君子危うきに近寄らず」に近づきたい
世の中を上手く渡っていくためにも、できれば危ないものには近寄りたくないものです。
しかし、それが最初から分かっていれば回避することもできますが、読みを間違えてしまうと、とんでもない被害に遭うことがあります。
「君子危うきに近寄らず」という言葉がありますが、優れた人はそれを自然に見抜く力を持っているのかもしれません。
もし、それを持ち合わせていないとしても、徳を積むことで、災難から逃れられると思います。
同じような被害に遭っても、幸運な人というのがいるものです。
そういう人は徳のある人なのかもしれません。
私もこれは日々実感していることなのですが、功徳を積むことで運気が好転し、被害に遭いにくくなるような気がします。
また、被害に遭ったとしても幸運に恵まれると思います。
お天道さまは見ていると言いますが、やはりどんな時でも悪いことはしないようにしたいものです。
そして、自分ができる範囲で功徳を積んでいくことが大事なのだと思います。
それは幸運の貯金となって、今後の自分の人生に良い影響を与えてくれるものだと思います。
また、それは十分なおつりが付いて戻ってくるのも嬉しいものです。
そう考えると、やはり毎日の行いがとても重要になってくると思います。
「君子危うきに近寄らず」と妻から諭されました
私は、以前から一人旅が大好きで、行き先は日本だけにとどまらず、海外へも行きの航空チケットだけを準備して、あとはすべて現地で決めるという旅をしています。泊まる場所も、帰りの航空チケットも事前に準備しないことについては、よく周囲の人からは「無謀だ」と言われます。ですが、これまで数十カ国へと旅をしましたが、一度も困ったことがなく、むしろ、そこでの出会いから人間関係が広がるという経験のほうが圧倒的に多く、なかなか、行きの航空チケットだけを準備するというスタイルを変更する気になれません。そんな私も、3年前に結婚して、来年には子どもが産まれるということで、「そろそろ、いい加減に無計画な一人旅はやめてほしい」と妻にきつく言われてしまいました。そう言われただけでは、やはりこれまでのスタイルを変えることはできなかったかもしれませんが、「君子危うきに近寄らず、と言うじゃない?あなたのような賢い人が、今、あえて危険をおかしてその国に行かなくても良いと思うの。」と言われてからは、自分が“君子”とは思っていないものの、悪い気はせずに、妻の言うことを聞いて、海外の旅行は取りやめ、国内旅行にしました。まんまと妻の作戦に引っかかってしまったような気もします。