玉の輿に乗る
【漢字】玉の輿に乗る
【読み】たまのこしにのる
【意味】一般庶民の女性が大金持ちと結婚する。
【例文1】女性はみんな玉の輿に乗るのに憧れている。
【例文2】御曹司と結婚して玉の輿に乗る。
【例文3】大富豪と結婚して玉の輿に乗る。
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玉の輿に乗るのが夢
幼い頃、我が家は超貧乏でした。
父親は仕事嫌いで朝、起きれず仕事を休みがちでした。
朝、起きれず母親に暴力を振るう父親を見るのが大嫌いでした。
我が家はいつもお金がなく、電気が止まる、ガスが止まる、水道が止まる・・・がいつも隣り合わせでした。
クリスマスはあめが3つぐらい入っている小さなブーツが枕元に置いてありました。
家にはお風呂がなく、近くの爺ちゃんちにお風呂を借りに行っていました。
トイレはぼっとんで、いつも悪臭がしました。
ご飯のおかずは二度炊きしたご飯とふりかけでした。
見かねて近所のおじさんがそこらへんで拾った残飯を持ってきてくれていました。
幼いながらもその状況を情けなく感じ、大きくなったらお金持ちになりたいと思っていました。
豪邸に住んでいた友達を羨み、友達のお父さんみたいな人と結婚しよう!といつも言っていました。いつか玉の輿に乗るんだと。
しかし、現実はそううまくはいきませんでした。
でもわたしにはもったいない夫さんと結婚をして、可愛い子ども達にも恵まれ、あの時の友達みたいな豪邸ではないけれど悪臭がしない家で笑いの絶えない生活をしています。
とても幸せだし、わたしにはもったいない生活です。
玉の輿には乗れなかったけど幸せです。