手が込む
【漢字】手が込む
【読み】てがこむ
【意味】時間を掛けること。
【例文1】お嫁さんが手の込んだ料理を作ってくれた。
【例文2】手の込んだ詐欺グループの手口。
【例文3】手が込んだサプライズを仕掛ける。
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手が込むと言う言葉の語源や意味とは
現在では良い意味でも悪い意味でも複雑な手順などを踏んでいる時には手が込んでいると表現されています。例えば手の込んだ料理の場合は時間と手間がかかっている料理の事を意味していますし、手の込んだ悪事の場合はあの手この手で人を騙したりなどしている事を指しています。
なので基本的には複雑さや手間の多さなどを意味する言葉になりますが、そもそも込むと言う言葉には入り組んでいるや混雑していると言う意味があります。込み合った会場などと言えば一つの場所に大勢の人がいる状態になりますし、込み入った事情と言えば簡単には理解しきれない複雑な内容である事を意味しています。
なので、この様な複雑さなどを表す込むに手をつける事で手順が多い事や手間がかかっている事を表すようなりました。またそれに近いニュアンスとして、精巧である事や綿密である事などの意味も持っています。
この場合は手の込んだ作品と言えば単に細かな部分までこだわって作られている他にも様々ギミックが仕掛けられている事もありますし、手の込んだ芝居と言えば良くも悪くも迫真の演技を行う事を指しています。
この様に手が込むとは善悪に関係なく、通常よりも多くの時間や手順を使っている状態や物の事を表現した言葉になります。