氷山の一角
【漢字】氷山の一角
【読み】ひょうざんのいっかく
【意味】表に出ている悪事はまだ全体のほんの一部である。
【例文1】娯楽費を経費で落とすくらいは氷山の一角にすぎない。
【例文2】組織内の隠ぺいなんて氷山の一角だ。
【例文3】その手の不祥事は氷山の一角にすぎない。
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氷山の一角とは
「氷山の一角」とは、表面に現れている事はは好ましくない物事の全体のほんの一部分であることのたとえのことでこれは明治時代に西洋の言葉が入ってきた時に翻訳され定着したことわざだと言われています。
由来は氷山の一角とは氷山の一部分という意味で海上から見える氷山は全体の7分の一程度の大きさで海面下にはもっとおおきな氷山が隠れているということとされています。氷山の一角というと悪い事柄に使われることが多いですが、その背景にはこの言葉が生まれた頃ちょうど公害や汚職などといった社会問題や凶悪事件なども取り上げられるようになってその報道の際に「氷山の一角」というフレーズが多く使われていたため氷山の一角=悪い事柄とが定着したのだと言われています。
私が働いている会社でも「この問題は氷山の一角に過ぎない」なんて言葉をよく耳にします。上司に報告する問題はほんの一握りだけどしっかりと調べてみると報告できないほどたくさんの問題が隠れているものです。
私が日々の生活で氷山の一角だろうなと思うことは、テレビのニュースで毎日悪い事件が報道されているがそれもきっと氷山の一角で世界ではもっとたくさんの事件が起こっているのだと感じます。