十人十色
【漢字】十人十色
【読み】じゅうにんといろ
【意味】十人いれば性格や考え方が違うものである。
【例文1】十人十色でイベント企画を出し合う。
【例文2】十人十色で個性的だ。
【例文3】十人十色で正解はない。
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人は十人十色であり付き合うのは楽ではありません
人が社会で生きて行くためには、人と上手に付き合っていかなければなりません。
しかし人と上手に付き合うと言うのは、言うは易し行うは難しだと言えます。
何故なら、人は十人十色の性格を有しているからです。
良く人と上手に付き合うには、こうすれば良いと言うような本が売られています。
この本に従って行動すれば、ある程度の人間とは上手に付き合う事が出来ます。
しかしこのような方法を持ってしても、全ての人と上手に付き合えるわけではありません。
同じセリフを言ったとして、人によってとらえ方が様々で、同じ展開になってはくれません。
Aさんは喜んでくれたのに、Bさんの場合は怒らせてしまったと言う事もあるのです。
言葉をストレートにとらえる人ばかりではなく、穿って捉える人もいるので、このように違った展開に陥ってしまう事があります。
コチラが良いと思って発言した言葉を、変に穿って捉える人がいるので、思うような展開に持って行くことができません。
ですから仲良くしようと思っても、仲良くなれない場合があります。
人は十人十色性格が違うので、それが付き合う楽しさであるとも言えますが、逆にそれがアダとなって、人の交流を上手く行かせない原因となってしまう場合があるので、本当に困ってしまいます。
考え方は十人十色
考え方、捉え方は十人十色。
恐らくほとんどの人が自分の考えがある程度正しいと思っているのではないかと思います。
正しいとまでは言わなくとも、自分の考えが基準となっているのは間違いないと思います。
大事なのは自分の考えが基準として存在していても、自分と対局の意見も受け入れようとする心、理解しようとする気持ちが必要なのだと思います。
例えば揉め事が発生した時、その根底にあるのは自分のことしか考えていないということが原因のように思います。
全てにおいて、相手の立場になって考えることが出来ればそこまで揉めることはないのではないか、と思っています。
簡単なように思えてそれがかなり困難であるから北朝鮮はミサイルを飛ばし続けるし、いじめによる自殺が起こり、パワハラや体罰なども起こってしまうのです。
もし、全ての人類が相手の立場に立って考えることができれば北朝鮮はミサイルを発射しないし、いじめも起こらず、自殺も起こらないと思います。
自分の考えと違う人に対して感じる違和感は、相手も同じように違和感として感じているはずで、誰の考えが正しいのかなんて、考え方は十人十色。正解はないのです。
わたしも含め、自分と正反対の意見にもじっくり耳を傾けられる人でありたいと思います。