重箱の隅をつつく
【漢字】重箱の隅をつつく
【読み】じゅうばこのすみをつつく
【意味】重箱の真ん中のご馳走には目もくれず端ばかり突くことから、どうでもいいような問題を取り上げてはイチイチうるさいく言う。
【例文1】重箱の隅をつつく上司にはうんざりする。
【例文2】重箱の隅をつつく発言にイライラする。
【例文3】重箱の隅をつつく話はもうおしまいにしてくれ。
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重箱の隅をつつくについて
「重箱の隅をつつく」とは、非常にどうでもいいような細かな事ばかりを取り上げて口うるさくいうことのたとえです。このことわざの由来は重箱といえばお正月におせちが入っている箱のことで、この重箱の四隅に残ったものまで爪楊枝などでつついて食べることから余計なことにも神経を使う細かな人、せこせこした態度の人に対して使うことばです。
例えば会議に出ると中に重箱の隅をつつくような発言をする人がいるだけで話の路線がずれ会議が長引いてしまうなんてことや、上司に書類を提出するとホッチキスの位置を注意されたり、どうでも良い話ばかりをして内容を見てもらうまでに時間がかかることがありますよね。そのような時に「あの人は重箱の隅をつつくような人だよね」といった使い方をします。
私の周りにもメールの内容に少しの打ち間違いがあったら訂正してきたり、洋服に少しのシワがあると注意してきたりします。やはりそのような子は重箱の隅をつつくような子だよねなんていって煙たがれることもあります。
あまり細かなところまでネチネチと言っていると周りにも良く思われませんし、自分の評価も下がってしまいますので、どうでもいいようなことまでは気にしないといった考え方も大切ですね。