天衣無縫
【漢字】天衣無縫
【読み】てんいむほう
【意味】自然に作られている。無邪気で飾り気がない。
【例文1】彼女は天衣無縫なところが好かれている。
【例文2】子どもは天衣無縫だ。
【例文3】いつもニコニコ天衣無縫だ。
天衣無縫をテーマにした記事
天衣無縫の意味や由来はどんなものなのか
「天衣無縫」という言葉を聞いたことがある人はいますが、日常の中ではまず使いませんから、意味を全く理解していない人が多くいると思います。この天衣無縫という言葉は人柄において使われることがありますけど、飾った様子がなくて無邪気な状態のことです。でも、天衣無縫という言葉がどうしてそういう意味として使われるようになったのか?と言えば、この天衣無縫という四字熟語の漢字を見てもらえれば分かりますが、天女が身に付ける衣に縫い目がない状態のことを指していることから、自然な状態を指した言葉として定着し、こういった意味を持つようになったのです。天衣無縫という言葉は今では人柄についても使われますが、さらには詩歌などにおいても使われることがあって、自然な作りになっているときには天衣無縫という言葉で賞賛することもあるのです。ただ、そういった使い方ができるということであって、実際に使っている人はそこまで多くない印象です。ただ、こういった言葉の意味を知っていると、知的な部分を披露することができると思うので、そういったシーンがあれば天衣無縫という言葉で状況を形容してみると良いのではないか?と思います。非常に素敵な言葉だと思いますから。