雌雄を決する
【漢字】雌雄を決する
【読み】しゆうをけっする
【意味】きっちり勝敗をつける。
【例文1】どっちが彼女にふさわしいか雌雄を決する。
【例文2】どちらが有能か雌雄を決する。
【例文3】売上金額で雌雄を決する。
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雌雄を決するの言葉の由来はどうなっている?
勝負事の勝敗が決まるときに「雌雄を決する」と言うことがありますが、どういったことが由来になっているのでしょうか?
これは雄と雌の区別をはっきりさせられれば、どっちが勝つか?なんていうのはすぐに分かるといったことが由来になっています。
つまり、雄と雌では雄の方が基本的に強いという前提があるので、両者が戦っているときに、どっちが雄で、どっちが雌か?が分かれば、どっちが勝つか?ということが簡単に判断できるということなのです。
雌雄を決するというのは雄と雌の区別をすることであり、それが勝負における勝敗を決めることと同義であるという意味になります。
現実的には雄と雌で雄が必ずしも強いとは言えないですし、人間においてもどの男性とどの女性を戦わせるか?によって勝敗は変わりますから、雌雄を決するの由来がそのまま現実に適合するわけではありません。
だから、一般論としては全く言えないということではないものの、雌雄を決するの元々の由来となっていることは確実なことではないということは知っておくと良いと思います。
日常の中で雌雄を決するという言葉を使うケースというのはそう多くはないかもしれませんが、何が由来になっているのか?くらいは知っておくと良いのではないでしょうか?