天狗になる
【漢字】天狗になる
【読み】てんぐになる
【意味】いい気になる。得意気になる。
【例文1】バレンタインデーにチョコを10個もらって天狗になる。
【例文2】5人に告られ天狗になる。
【例文3】1番になって天狗になる。
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天狗になるとは
「天狗になる」とは、得意げになること、鼻高々になること、いい気になり人に自慢することをいいます。名前の由来は「天狗」といえば誰もが頭に浮かぶ赤い顔をして鼻が異様に長くて高く、手には団扇や杖を持ち、背中には翼があり自由に飛び回れる想像上の妖怪のことです。その天狗の鼻が高いことと、平安時代に実力がないのに関わらず自慢をしたりする傲慢な僧侶がいてその僧侶は死んだ後に天狗道という魔道に落ちると言われていました。このことから高慢になる、自慢することのたとえとなったとも言われています。
例文として、「彼は仕事は出来るが少し褒めるとすぐ天狗になるので滅多に褒めないようにしている。」「この前の大会で優勝したので天狗になっていると今回の試合で負けてしまった。」などと言った使い方ができます。
私の周りにも少し褒めたりおだてるとすぐ天狗になって周りが見えなくなったり、調子に乗ったりする人がいます。そのような人だとわかっているのでなるべく天狗にならなせないような接し方をしています。一度天狗になるとなかなか戻らないので、この人すぐ天狗になるなと感じる人に対しては接し方を改めるようにすることをお勧めします。また、自分もすぐ天狗にならないように注意したいものですね。