春風駘蕩
【漢字】春風駘蕩
【読み】しゅんぷうたいとう
【意味】のどかに吹く春風の様子から穏やかな性格の人をいう。
【例文1】結婚して春風駘蕩になる。
【例文2】子どもが生まれ春風駘蕩になる。
【例文3】年を取って春風駘蕩な性格になる。
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春風駘蕩は高評価の春ならではの四字熟語
春風駘蕩はスッと読めない人もいるかもしれない四字熟語です。
春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)読みます。最近ではあまり耳にしません。
意味は春の穏やかで暖かい様子から温和な人柄を指したり、また春の風そのままにゆったりした春風の吹く様のことを指します。
春風駘蕩なお人柄と言われれば物凄い褒め言葉だと思いますが、とにかく春から連想されるイメージの力は大きいです。
寒い冬を超えてやっと巡ってくる春は、希望の象徴のようでもあり、新しい息吹芽吹きに恵まれる季節です。
四季のある日本では入園式や入学式が春なのも、こういった理由からかもしれません。
ところでもしこれが秋だったら、春とは真逆の意味になるのでしょうか。
たとえばもし仮に秋風駘蕩という四字熟語があるとするなら、秋風駘蕩なお人柄というと少し悪口を言われたような感じになるかもしれません。
秋は木の葉も落ちることから寂しいイメージがあります。
しかし落ちるのは葉だけでなく、その前に実りの秋と言われる由縁の、秋ならではのたくさんの果物があります。
秋はこのように寂しいだけでなく、豊かで有難いプラスの面もあるので、ある意味どっちつかずです。
ギラギラ太陽の眩しい夏にしても、ヒューヒュー凍えそうな冬にしても、春の持つ絶対的なプラスのイメージには及びません。
春風駘蕩という言葉を意識して使うと、自分のイメージアップにもつながるかもしれません。