天にも昇る心地

【漢字】天にも昇る心地
【読み】てんにものぼるここち
【意味】とっても嬉しい気持ち。
【例文1】彼女に交際OKもらって天にも昇る心地だ。
【例文2】大手企業に内定して天にも昇る心地。
【例文3】結婚の許しをもらい天にも昇る心地だ。

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天にも昇る心地をしたことがあるか

みなさんは「天にも昇る心地」と言うものを経験したことがあるだろうか。
わたしは現在大学の音楽サークルでバンドを組んでいます。結成から約二年間、サークルでのライブには欠かさず出演して、オリジナル曲を作るなどして頑張ってきたつもりです。
しかし、実際問題、サークル外のライブに出演すれば、わたしたちを見にきてくれるお客さんは1人、2人であることもざらで、現実は厳しいものです。。
ところが先日わたしは、そのバンドのライブで正に「天にも昇る心地」と言うものを経験したのです。今年の8月にわたしたちは初めてのCDを作り、販売しました。CDの売り上げはわりあい良好で50枚程度は買ってもらえました。そしてCD発売記念ライブと言うものをわたしたちで企画して行ったのです。
するとなんと40人を超える人が集まってくださり、そのような中でライブをすることができたのです。自分の作った曲をその場にいるみんながシンガロングする感覚というものは本当に気持ちがいいものでありました。もう死んでもいいとさえ思えました。これこそ正に「天にも昇る心地」と言うのでしょう。
何かに情熱を持って必死に頑張っている人にしか経験できない感覚が天にも昇る心地なのであろうと思います。これからもいい曲をたくさん作って、またこのような気持ちを味わいたいです。

天にも昇る心地から一転してドン底

天にも昇る心地とはよく言ったもので、予想をはるかに超えた良い事などかあると、嬉しくてフワフワと昇って行ってしまいそうになる事がありますよね。
私も一度、天にも昇るような心地になったことがありますが、それはほんの一瞬の淡い夢でした。
その出来事は、結婚詐欺に遭ってしまったことです。
30才になっても全く結婚の見込みがなかった私は、思い切って婚活パーティーに参加しました。そこで真面目そうな男性と意気投合し、お付き合いすることに。「こんな人と結婚できたらいいのにな」なんて思っていたタイミングで、まさかのプロポーズ。お付き合いしてまだ1ヶ月でしたが、何回もデートをしていたのでお互いのことは分かっていて、彼も私と家族になりたいと言ってくれたのです。
それこそ天にも昇る心地で、結婚の約束をして家に帰りました。両親にも電話で報告し、浮かれながら日々を過ごしていたのですが、彼から「母が急な病気で、手術代が必要に…」という連絡が。コツコツ貯めていた貯金を300万円貸したのですが、その後も追加でお金の相談を受けました。さすがにおかしいと思って興信所に相談すると、なんと私のお金で違う女性と豪遊していたことが分かりました。
恥ずかしくて警察に言うこともできず、結婚相手もお金も失ってしばらく立ち直れませんでした。浮ついた気持ちの時は、普段より注意深くならなければという勉強にしては高くついてしまいました。