見ると聞くとは大違い

【漢字】見ると聞くとは大違い
【読み】みるときくとはおおちがい
【意味】人から聞いていた話と実際見たものではだいぶん違う。聞いていたより劣っている時に用いることが多い。
【例文1】広い物件だと思ったけど実際狭いな。見ると聞くとは大違い。
【例文2】お見合い写真が見ると聞くとは大違い。
【例文3】通販の品物は見ると聞くとは大違い。

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知り合いのホームパーティーは、まさに見ると聞くとは大違いでした

以前から仕事関係で知り合った方に、ホームパーティーに誘われていました。残念ながらなかなかスケジュールが合わなくて行けなかったのですが、つい先日ようやく行けることになりました。私と彼女はお互いの家に行ったこともありませんし、プライベートなお付き合いもあまりありません。ただ、いつもハイブランドの物を身に着けていますし仕事的にもセレブっぽいイメージが漂っていました。共通の知人からも彼女のホームパーティーはすごいと聞きましたし。そのため、手土産は慎重に選んだんです。それが本当に正解でした。
というのも、彼女の職場の方と合流して一緒に伺うことになっていたので家は想像でしかありませんでした。オシャレなシティ派マンションかな?と思っていたら、豪邸でのガーデンパーティーだったんです。これは度肝を抜かれました。本人はホームパーティーだと仰っていましたが、まるで海外のようなガーデンパーティーです。共通の知人から聞いたイメージとは全く違いました。あぁ、これが見ると聞くとは大違いというやつかと妙に納得してしまったほどです。
ちょっと高めのセレブ御用達瓶ジュースを購入して行ったところ、テーブルの上に乗せてくれました。フードメニューもすごかったので、デリカテッセンなどに駆け込まなくて良かったです。

「見ると聞くとは大違い」

その言葉の通り聞かされるものと実際の物には相違があり、驚かされる事を「見ると聞くとでは大違い」と言います。「友人に聞いた店に大盛定食を食べに行ったらサイズに違いがあって、見ると聞くとでは大違い」と言った具合に、実際に確認してみないと噂の通りかは定かでないという事がある訳です。隣の学校でかわいいと聞いていた女子学生を見てみたらそうでもなかったり、イケメン芸能人の〇〇に似ていると噂された男子を実際に見たら全然違っていたという話はそう珍しくありません。食べ物などでも絶品と噂されたレストランに行って食べてみたら大した事はないというのもありますし、大概は誰かの価値観に共感出来なかった事が原因と言えると思います。噂はあくまで噂でしかなく、実際に共感するかは別物の話です。怖いのは噂に尾ひれが付き過ぎて現物と開きがある場合です。大物の魚を釣り上げたと聞かされたのに、どれ程のモノかと見に行ったらそんなでもなかった時は、喪失感しかありません。釣った本人にとっては大物なのかもしれないので、それをとがめる訳にはいきませんし、どうにも消化不良な気分にさせられます。自分にとっては見たままが真実であり、やはり噂は話半分で聞いておいた方が後でガッカリする気持ちが軽減させますし、逆に聞いたままの物を目の当たりに出来たら、その時は素直に驚けば良いのです。