願ったり叶ったり

【漢字】願ったり叶ったり
【読み】ねがったりかなったり
【意味】物事が思いどおりになる。
【例文1】願ったり叶ったりの恋人を見つけた。
【例文2】2人の子宝にも恵まれ願ったり叶ったり。
【例文3】人生願ったり叶ったりで最高。

願ったり叶ったりをテーマにした記事

「願ったり叶ったり」で悲しい時とは

願ったり叶ったりとは文字通り、「願い望む通りにことが叶うこと」です。例えば縁結びの神社に参拝に行き、良縁をお願いした帰り道で運命の人と出会うなど、ドラマや小説、漫画の世界ではありますね。あれは「願ったり叶ったり」の良い例です。神様や仏様にお願いしたことが叶うのは喜ばしいことですが、昔、中島みゆきさんの歌に願い事が叶わないのと同様に、願い事が叶いすぎることも悲しいという意味の歌詞がありました。願い事が叶いすぎるとどうして悲しいのか?初めてこの歌を聴いた当時はわかりませんでしたが、もう少し時間が経って思い当たることがありました。
ある年、神社に初もうでに行った時の事です。絵馬に高校受験合格の願いを書いて、掲示板に掛けに行きました。何気なく裏側に回ると、裏にも掛けられるようになっていて、何枚か掛けられている中、一枚の絵馬に「〇〇さんと××さんが別れますように」と書いてあったのです。もちろん、イニシャルだけでしたが、その時思いました。叶いすぎると悲しい願いというのはこの絵馬のように、やましいことを望んでいる時ではないかと。自分の願ったことではあれ、実際に叶った時に心が痛むのでは、気がとがめるのではないかと見知らぬ他人のことですが、心配しました。叶うことが悲しい願いではなく、叶った時に「願ったり叶ったり」と心底思えるような、そんな願い事をしたいものです。