場数を踏む
【漢字】場数を踏む
【読み】ばすうをふむ
【意味】経験を多く積んで慣れている。
【例文1】私の方が場数を踏んでいるから任せて。
【例文2】長年生きてれば学歴はなくとも場数を踏む。
【例文3】職人としての経歴が場数を踏む。
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ネットの情報で場数を踏む?
「場数を踏む」という言葉は、経験豊富なことの例えとしてよく耳にする言葉ですが、年齢を重ねて場数を踏めば踏むほどこの言葉の重要性をひしひしと実感します。
人生何事も経験、とは言いますが、人間一度や二度の経験で本当に身になることなんてほとんどないと言ってよいのではないでしょうか。
今はインターネットでなんでも疑似体験できる時代です。
仕事内容や趣味、資格や就職試験、なんでもインターネット検索すると大体の現場の様子は認識することができます。
十人十色の恋愛ですら、「こんなときどうする」なんていうHOWTOから、〇〇な彼氏と付き合ったらこうなる、なんていうブログやSNSの記事まで存在しているせいで、
読むだけで他人の体験を想像して、自分が疑似体験したかのような気持ちになってしまうのです。
「調べつくしたから大丈夫」という変な自信が成功に導くケースもありますが、やはり調べつくす時間があるならまずはやってみよう、が大事なのかなと思います。
インターネット上の情報が仮に正論で正しい情報だとしても、やはり自分の体で体感することほど重要なことはありません。
ネットの情報は知識を作ります。でも経験は人間をつくるのです。
若い人にはぜひ、人生での場数を踏んで「人間作り」をしてほしいと心から思っています。