埒が明かない
【漢字】埒が明かない
【読み】らちがあかない
【意味】事態の決着がつかない。問題が解決しない。
【例文1】彼は頑固だからいくら話しても埒が明かない。
【例文2】彼と言い争っても強情で埒が明かない。
【例文3】ルーズな彼をいくら待っていても埒が明かないので先に行く。
埒が明かないをテーマにした記事
埒が明かない考え方
人によって考え方は違うと思いますが、人の考え方を2つに分けるとポジティブがネガティブのどちらかだと思います。
その違いが分かるのが、現状が凄く辛い時、自分の意思ではどうしようもない時だと思います。
悩んだ時、壁にぶつかった時に人はどうすればいいかと考えます。
ネガティブな人は終わった事を、あの時こうしていれば良かった、こうしたいが自分1人でどうこうできる事ではなかった…でも自分はこうしたかった、何でこうなったんだろうと延々と埒の明かない考え方を繰り返します。終わった事にずっと悩み、変えられない現状を悔やみ続けます。
ではポジティブな人はその悩みにどう立ち向かっていくのか、と考えると楽観的だか終わった事はどうしようもない、と割り切るのだと思います。
楽観的といっても失敗した事を忘れるのではなく、そこで悩んでいても前に進めない、同じ失敗を繰り返さない為に自分には何ができるだろうか、と考えます。
終わった事をクヨクヨと考えていても埒が明かない、できる事はできるし、自分1人でできない事はできない、ならどうすればできるのか、と次の一手を考えて動こうとする、また動けるのだと思います。
反省した上で失敗にとらわれる事なく、今の自分にできる最善の方法を探し、気持ちを前に向ける事ができるのがポジティブな考え方だと思います。
埒が明かないときはゆっくり考えるしかないですね
埒が明かないという言葉は良くきくと思います。
意味合いとしては、物事がなかなか思うように進まず、途中で止まっているような状態のことをいいます。
いわゆる小康状態ですね。
埒とは、神輿の周りにつけた柵のようなものですが、お祭りの前には神輿はこの埒によって守られています。
埒により誰からも手がつけられない状況になります。これは神輿が神聖なるものであり、近寄らせないようにするために埒で神輿を囲います。それまでは人々は神輿を担ぐまでは止まった状況となり、その人々が何もできずに待つ状態の様を埒が明かないといいます。
埒が明かないの反対の意味で、物事がすすむようになる様を埒が明くといいます。
仕事においてはなかなか思うように物事が進まないときはありますね。話す相手が間違っていた場合においては、物事が全く進まずに途方に暮れる場合も多々あります。
このような時には、じっくりと待つしかないと思います。
じっくりと待つことにより、ある日突然に事がうまくいくようになることもしばしばです。
埒が明かないという表現についても、神輿という神聖なるものは人々がどうあがいても、それが動くまでは仕方なく、待つというのが大事であることを言っているかもしれませんね。
充電器のケーブルを忘れて埒が明かないので買ってしまった話
スマートフォンのあるアプリにハマっています。そのアプリがものすごく電池を消費するのでハマって以来、常に二つもモバイルバッテリーを持ち歩くようになりました。
そこでよくやってしまくのがモバイルバッテリーのケーブルを家に忘れてきてしまうこと。モバイルバッテリー自体を忘れたんならもう充電ができないから仕方ない、とゲームをやるのを諦めます。でもバッテリーが目の前にあるのに充電できないのはとても悔しいです。そのアプリが外に出ないとできないものなので遠出した日にケーブルを忘れると泣きそうになるぐらい悔しいです。
ゲームのために遠出しているようなものなのに充電ができなくてゲームができないなんて本末転倒です。このままでは埒が明かないとケーブルをコンビニで買うこと3回……。
スマートフォンの本体を購入した時についてきたケーブルもあるのでケーブルを4本も持っています。壊れた時の予備にしようとは思ってるんですが、ケーブルって意外に頑丈で全く壊れる気配はありません。
なんだか本当にもったいない買い物をしたなあと思います。ケーブルの規格が変わる前になんとか4本使い切れるといいなと思います。