過ぎたるはなお及ばざるが如し
【漢字】過ぎたるはなお及ばざるが如し
【読み】すぎたるはなおおよばざるがごとし
【意味】やり過ぎる事は足りない事と同じくらい良くない。
【例文1】徹夜で仕事して睡眠不足で頭が回らない。過ぎたるはなお及ばざるが如しだ。
【例文2】いくら甘い物が好きだと言っても、食後に毎回食べるのは過ぎたるはなお及ばざるが如しだ。
【例文3】走りすぎても筋肉痛になるだけで過ぎたるはなお及ばざるが如し。
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やり過ぎてしまう事を見直してみる
過ぎたるはなお及ばざるがごとしの言葉の意味は、何事もやり過ぎるのは、やり足りない事と同じ様に良くないと言う意味です。人は誰でも好きな事好きな食べ物、興味のある事は夢中になり一生懸命やりますが、やり過ぎてしまう事があり、その結果として、自分の意に反して良くない結果が出てしまう事が有ります。その事を指して、過ぎたるはなお及ばざるがごとしと言います。
具体的な言葉の使い方としては、自分が大好きなスポーツで上手くなりたい為に人、一倍一生懸命練習したけれと練習をし過ぎた結果、怪我をしてしまい大事な試合等を棒に振ってしまったり、身体に良い食べ物を食べ過ぎた事によって、逆にお腹を壊したり体調を崩してしまったりが挙げられます。
子どもをしつける為にきつく叱り過ぎてしまった為に、逆に子どもが委縮してしまい、何も話さなくなってしまった等も、この言葉が当てはまると考えます。好きな事や好きな食べ物、躾や教育はどこまでやり、どこで止めれば良いのかの加減は大変難しい問題です。受ける人のキャパによっても変わってきます。とにかく、調子に乗り過ぎず、調子が良い時は少し冷静に振り返ってみる等をしながら、やり過ぎてしまう事を見直す事も必要になってきます。