埒もない
【漢字】埒もない
【読み】らちもない
【意味】くだらない。だらしがない。
【例文1】彼は埒もない生活を送っている。
【例文2】注意してくれる人がいなくなると埒もない。
【例文3】埒もないギャグを言う。
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埒もないおじさん
埒もないとは筋が通らない、だらしがない、くだらないという意味です。
私の住んでいる近所に埒もないおじさんがいます。
40歳から45歳くらです。開けっ放しにした窓から見えますが、部屋は散らかっていて片付けが苦手なようで庭に空き缶や段ボールやカップラーメンの容器が散乱しています。奥さんも子どもいましたが、2年くらい前から見かけなくなりました。日中はいる時が多く、仕事はしているのかしていないのかわかりません。
私が仕事を終えて保育園に迎えに行く頃たまに出くわします。
あいさつをすると、かわいい坊ちゃんだねと言います。5歳の息子はなんかこわいと口に出しました。そうです。ひげが仙人みたいに伸びているのです。洋服もボロボロだしホームレスに見えてもおかしくない格好です。前はこんな姿じゃなかったのに一人になって自堕落な生活になってしまったのだと思います。
でもどこかで区切りをつけて一からやり直さなければこれから高齢になっていく中、生活が困難になっていくと思います。何かのきっかけで変わることを願っています。
埒もないとはどういう意味の言葉か
埒もないとはとりとめがない、決まりがないことでくだらないという意味を指すこともあります。例文として埒もない予定で一人旅をするのが好きだ、甥っ子は埒もない発想をよくする、など様々な場面において使えます。一見マイペースな言葉として受け取れますが見方を変えると自由ということがわかり澄んだ言葉として印象付けられます。整理されてない状況としても捉えられるので、掃除、頭の中、意見、目標など様々な単語と共に文章を作り上げられます。埒もないと似ている言葉として埒があかないとよく使われることが多いです。決まらないという意味で、ケンカをして使うことも多い言葉です。とりとめがないということは、これから作ることができる、まっさらな状態から完成まで向かえる、無制限な未来が待っているという事なので、夢いっぱいの文章が使用状況によっては向かえます。ですが否定的な意味、場合によっては悪口となってしまうので文章の脈絡を意識して、使用する際には気をつける必要があります。人の噂とはぼんやりしていることが多く埒もないという言葉がぴったりです。埒もないうわさは自由に尾ひれを変えますが、埒もないからこそ惑わされるなど自由にもいろんな受け取り方が見受けられます。