焼け木杭に火が付く
【漢字】焼け木杭に火が付く
【読み】やけぼっくいにひがつく
【意味】一度焼けた杭は再び火が付きやすい事から、過去に付き合った男女がまた付き合うこと。
【例文1】同窓会で会った元彼と焼け木杭に火が付く。
【例文2】元カノが忘れられず、同窓会で焼け木杭に火が付く事を期待する。
【例文3】焼け木杭に火が付いて復縁する。
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焼け木杭に火が付くとは
焼け木杭に火が付くとは、一度焼けた杭は火が付きやすい事から、以前に関係のあった者同士が、再び元の関係に戻ることのたとえです。主に男女間の関係について言います。
最近は、薪で火を付けることはほとんどありませんから、焼け木杭と言ってもピンと来ない人の方が多いのではないでしょうか。木が燃えると、炭になる前に消しても、またすぐ火が付きやすいのです。火事があったときに、十分消火されても、消防署の人たちはなかなか帰りません。それは、一度消えた火がまた再燃する可能性があるからです。
焼け木杭というのは、そのようなものと考えると解りやすいかもしれません。
この言葉は最近では余り使いませんが、あえて使うとすると、このように使います。学生時代に付き合っていた二人が、就職をして別れてしまいました。ところが、久しぶりの同窓会で会って、また付き合うようになったという場合は、焼け木杭に火が付いたと言います。今風に言えば、元彼や元カノとの復縁です。
お互い独身であれば良いのですが、これがもう他の人と結婚していた場合は、どろどろした関係になりかねません。十分な注意を持って火を付けるようにする事です。
できることなら、楽しかった思い出のままにするのが良いでしょう。